2007-03-02

富山県>雨晴>義経雨宿りの岩&義経神社



時は文治3(1187)年。
平家討伐を果たしたとは言えども
実の兄である源頼朝に追われ
静御前や弁慶たちと奥州へ逃れた義経。

         -+-

にわか雨をしのぐために
弁慶が急いで岩を重ねて作り上げた
と言われる岩窟の上には
小さな小さな祠が奉られています。








こちらは海岸線から見た1枚。まるで小さな祠を守るように松が取り囲んでいます。








… 雨宿りはここで …












鳥居から見上げれば
急勾配の先にはちゃんと狛犬の姿が…




高岡からの列車で
右側の車窓に海岸線が広がり
下の光景が見えたら
「義経神社」と「雨晴駅」は間もなく。




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私が富山を訪ねるのはいつも寒ブリの季節で
三度目に訪ねた時も小雨交じりの風の強い日でしたが、
そばに迫る海岸線は
晴れた日には海の向こうに立山連峰3,000メートル級の山々が連なる絶景が広がり
日本の渚百選にも選ばれている景勝地。

「雨晴(あまはらし)海岸」の名はそんな義経の伝説が由来となっているのです。


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|馬並(な)めて いざ打ち行かな 渋谿(しぶたに)の
             清き磯廻(いそま)に 寄する波見に

     馬を並べてさあ出かけよう
     渋谿(現雨晴海岸)の清らかな磯に打ち寄せているその波を見るために
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|渋谿の 崎の荒磯に 寄する波
              いやしくしくに 古(いにしへ)思ほゆ

     渋谿の崎(現雨晴海岸)の荒磯に寄せる波のように
     なおもしきりに、昔が思われる
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家族と風土を歌い、越中国司として赴任した万葉の歌人、大伴家持は
こよなく愛した雨晴海岸の風景をこのような歌にして残しています。



………………………… access ………

北陸本線 高岡駅 ⇒ 氷見線 雨晴駅
>>> 路線図はこちら <<<

参考サイト >>>  雨晴駅
            平家物語への旅 義経伝説


富山県>小川温泉(天然洞窟温泉)
駅弁>富山>源のおべんとう「富山 味づくし」
もらもら姉さん、こんにちは!
なんだかすっかりご無沙汰しております。
とってもお久しぶりですが
相変わらず“旅人”ですね~(笑)

雨晴海岸は休憩程度にしか停まったことがないので
とっても興味深く読ませていただきました。
category神社大好き!旅する巫~女  time21:53  authoratsumi 

Comments

赤木 ひろみ さんのコメント:

もらもら姉さん、こんにちは!
なんだかすっかりご無沙汰しております。
とってもお久しぶりですが
相変わらず“旅人”ですね~(笑)

雨晴海岸は休憩程度にしか停まったことがないので
とっても興味深く読ませていただきました。
2007-03-03 time13:04

赤木 ひろみ さんのコメント:

もらもら姉さん、こんにちは!
なんだかすっかりご無沙汰しております。
とってもお久しぶりですが
相変わらず“旅人”ですね~(笑)

雨晴海岸は休憩程度にしか停まったことがないので
とっても興味深く読ませていただきました。
2007-03-03 time13:04

もらもら さんのコメント:

ひろみんちゃん、お久しぶり!

雨晴海岸で休憩って、やっぱり寒ブリ&カニ狙いかしら?
義経関係では、下関の大歳神社も何となく縁があって
(その近くにいつも寄るお寿司屋さんがあるんです♪)
そちらも載せようと思うんだけど、写真がうまく撮れてなくって…。

今度行けるのはいつかな~?って心待ちにしています。

でも、さすが現役添乗員サマ。
ホント行動範囲が広いですね。
2007-03-03 time20:49

うり坊 さんのコメント:

歴史を知っていると、楽しみが広がりますね。
同じ土地を訪れても、得られる感動が違う。

自分が歩くその道を、過去の偉人がどんな気持ちで
歩いたのか、、そんなことを考えながら歩いたら、
知らなければ何気ない景色も、感慨深い風景として
心に残ることでしょう。

もらもらさんは詩人だな~。
2007-03-04 time23:59

うり坊 さんのコメント:

歴史を知っていると、楽しみが広がりますね。
同じ土地を訪れても、得られる感動が違う。

自分が歩くその道を、過去の偉人がどんな気持ちで
歩いたのか、、そんなことを考えながら歩いたら、
知らなければ何気ない景色も、感慨深い風景として
心に残ることでしょう。

もらもらさんは詩人だな~。
2007-03-04 time23:59

もらもら さんのコメント:

うり坊さんへ

海外を旅するにあたっては随分と調べ尽くして出かけたものですが
国内でのそれも仕事の移動途中となると、
そこまで労力を割けるわけにはいかず…。
自然と直感勝負に頼ることが多くなるのですが、
それはそれで必然の出会いを楽しむワクワク感があります。

「今」を共有することも良いけれど
画家でも作曲家でも建築家でも思想家でも
時を越えて共感できる何かに出会ったとき
自分の中にある閉じられていた小さな箱が
開くような楽しさを感じるようになりました。
2007-03-06 time04:30