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そこは「自然が鎮座するところ」
静かで不動、そして男性的
知床の地は
人を必要としない営みで
護られています
前夜の夕食時には「クルージングはほぼ無理」ということでしたが、当日の朝には、知床岬までは行けないけれど、知床岳手前の「ヒグマウォッチングコース」ならアプローチは恐らく可能、となり、天候次第の条件付きで出発することになりました。
乗り込んだのは、宿泊したホテルのオーナーが所有する小型クルーザー「デルフィネス号」。意味は、独語で「いるか」のことです。
知床半島の周りには定置網が気まぐれ?に張り巡らされているので、大型船と違ってその合間を潜り抜けながら名所スポットの間近までアプローチ出来るフットワークの良さが魅力です。
往路は2階の操縦席の隣に座らせてもらえたので、視界を遮るものは何もなし。
また、豊富な知識と体験、そしてユーモアに長けたオーナーのトークを独り占め出来、
それは正にプライベートガイドツアーのような贅沢なひとときになりました。
緩やかな曲線を描きながら、
風が、波が、大地が刻んできたパノラマが繰り広げられてゆきます。
象岩 フレぺの滝
ここはパンフレットにも掲載されるスポット。
水の染み出す姿が夜のライトに浮かび上がる様は
それはそれは荘厳で神秘的です。
波の色も深くまろやかに揺れて…
カムイワッカ(神の水)の滝
この辺りの滝は、硫黄山を背景に流れ出しているため
海中に目をやると幾筋もの硫黄の帯が見え、
それがぼんやりと混ざり合って蛍光色のような色を発しているんですよ。
この日は山肌でエサを探す親子らきしヒグマの姿を見ることができましたが、
肉眼にしても5ミリ弱。それだけ知床の大地が雄大ということなんですね。
海も山も急速に色を失って行く中、
復路は忍び寄る雲々から逃げるように一直線でウトロの港を目指しました。
2008-08-06
北海道>知床・ウトロ>クルージング
そこは「自然が鎮座するところ」
静かで不動、そして男性的
知床の地は
人を必要としない営みで
護られています
前夜の夕食時には「クルージングはほぼ無理」ということでしたが、当日の朝には、知床岬までは行けないけれど、知床岳手前の「ヒグマウォッチングコース」ならアプローチは恐らく可能、となり、天候次第の条件付きで出発することになりました。
乗り込んだのは、宿泊したホテルのオーナーが所有する小型クルーザー「デルフィネス号」。意味は、独語で「いるか」のことです。
知床半島の周りには定置網が気まぐれ?に張り巡らされているので、大型船と違ってその合間を潜り抜けながら名所スポットの間近までアプローチ出来るフットワークの良さが魅力です。
往路は2階の操縦席の隣に座らせてもらえたので、視界を遮るものは何もなし。
また、豊富な知識と体験、そしてユーモアに長けたオーナーのトークを独り占め出来、
それは正にプライベートガイドツアーのような贅沢なひとときになりました。
緩やかな曲線を描きながら、
風が、波が、大地が刻んできたパノラマが繰り広げられてゆきます。
象岩 フレぺの滝
ここはパンフレットにも掲載されるスポット。
水の染み出す姿が夜のライトに浮かび上がる様は
それはそれは荘厳で神秘的です。
波の色も深くまろやかに揺れて…
カムイワッカ(神の水)の滝
この辺りの滝は、硫黄山を背景に流れ出しているため
海中に目をやると幾筋もの硫黄の帯が見え、
それがぼんやりと混ざり合って蛍光色のような色を発しているんですよ。
そして、雲の流れを睨みながら、
いよいよヒグマのウォッチングポイントへ。
いよいよヒグマのウォッチングポイントへ。
この日は山肌でエサを探す親子らきしヒグマの姿を見ることができましたが、
肉眼にしても5ミリ弱。それだけ知床の大地が雄大ということなんですね。
海も山も急速に色を失って行く中、
復路は忍び寄る雲々から逃げるように一直線でウトロの港を目指しました。