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2005-05-05

プラハの犬

プラハの犬 2
「♪どうする~?」

【購入場所】
旧市街広場付近の雑貨屋さん

【 体 長 】  17センチ

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次に出会った「犬」はプラハから…
クリスタルや陶製の置物を扱っているお店で目が合ってしまいました。
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 この日はシナゴークやユダヤ人墓地などを見て回っていたのですが、壁面と言わずテーブルと言わず、様々なオブジェが所狭しと置かれているお店にふらりと入り、ほどなくしてある視線を感じて振り返った時に、この「犬」と目が合ってしまったのです。

 こちらを覗き込むような、それでいて真っ直ぐと見上げる視線に、私の心はすっかり get you..... 今で言う、「アイフルのCM状態」に陥ってしまったと言うワケで、それまでは、極力「壊れモノ」はお土産として買わないようにしていたのですが、ど~しても思いが断ち切れず、一大決心のもと、無事「お買い上げ」となった代物です。

 でも、これを機会に「壊れモノ」に対するハードルがぐ~んと下がり、ある意味、「怖いもの無し状態」となってしまったのですから、人間って怖いですね。(お土産履歴をお話すると、「どうやって持って帰ってきたの~?」と感嘆されることしきりですが、今では、「何とかなるものよ~。」とニッコリ答える余裕すら出て来てしまいました。)

プラハの犬 3


  「健気すぎっ!」

 
 中世の街並みが残っていることはもちろん、流れる時間には文化の香りが匂いたち、モルダウの流れが悠久の営みを今に伝えているプラハの街は、ヴェネツィアに続き2番目に好きな街。

 市内には「ボヘミアングラス」など、クリスタル製品を売るお店が数多とあり、日の落ちる時間が早い冬の時期は、人々の営み以外不必要な光のない、夜の帳に包まれた街が静かに、しかし煌びやかに輝き出します。

 煌びやかさと素朴さと。
その二極を愉しめる魅力が、プラハの街には詰まっています。
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