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2005-05-11

いきなり「番外」うちの犬

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「犬」関連の3枚目はこちら…
手前ミソながら、我が家の家族だった犬です
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 「シュテーデル」「プラハ」に続いて3枚目は、我が家の家族の1枚です。中学時代、学校に紛れ込んできたところを誰かが拾い上げ、数々の手を経て、「ぽん」と私の手の平にやってきたのでした。

 幼いころから、何度となく「動物を飼いたい!」と拾ってきては(今ではノラ犬、ノラ猫の類はほとんど見なくなりましたが)親に怒られ泣く泣くもとの場所に返してくる…と言うことを繰り返してきた私ですが、なぜだかこの時は「絶対!」と言う信念のもとに自宅へ連れて帰り、大反対のスタートもものともせず、とうとう粘り勝ちに持ち込んだのですから、思春期のパワーとは何と底知れぬ力を秘めていることでしょう。

 名前は「KENKEN」。飼い始めた頃は、生後3ヶ月くらいで真っ白で、それはそれは可愛かったんですよ。でも、思い込みとは恐ろしいもので、性別を間違えて(♂と思っていました)つけてしまった、と気づいた頃には後の祭りでしたが、直感的に閃いた名前だったので、とても気に入っています。

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 これは、高校3年生の夏。私と弟のW受験と言う勝負の時期に、石垣島・与論島・沖縄へ家族旅行に出かけた時の1枚です。今でこそカメラ付携帯電話が普及し、写真を撮ることはとても身近になりましたが、この頃、カメラはまだ貴重品の部類だったので、あまり写真が残っていないのが残念です。

 中学2年生から大学3回生までの、人生の中で最も心揺れ動く時期に出会い、一緒に過ごせたことは、「神様が与えてくれた贈り物」とでも言うほか、言葉が見つかりません。

 しつけが出来るまでは本当に大変でしたが、その何倍も楽しい思い出が残っています。唯一、後悔することがあるとすれば、一緒にいることが当たり前になり過ぎて、その当たり前の毎日がず~っと続く、と思っていたこと。
 
 犬は人間の7倍のスピードで歳をとるので、中型犬では寿命が10年ほど。別れはあっけないほど突然やって来、リプレイ出来ない現実を身をもって知ったのでした。

 それ以来、犬は飼っていませんが、出会いが突然そうであったように、また、神様が私に必要だと思った時にめぐり合わせてくれるもの、と思いながら、楽しみにその時を待っています。


 
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