2008-07-21

JR北海道>釧網本線>北浜駅

レトロな色合いの待合イスが
素敵でしょ?


オホーツク海に一番近く
北海道の1シーンにも
欠かせない駅


網走駅から知床へ向かう車窓で目に留まった駅、それが北浜駅でした。

 それまで閑散とした駅ばかりだったのに、ここでどっと団体客が乗り込んできたこともあったので、乗り合わせた方に「ここに何かあるんですか?」と尋ねてみますと、映画にもよく登場することや駅舎内には名刺などが壁いっぱいに残されているとのこと。
 そこで、帰路に立ち寄ってみることにしたのです。

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アプローチは原生花園から。
路線バスで
のんびり辿り着きました。



駅の正面左に見えるのが
展望台。



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団体専用の出入り口でしょうか?
駅舎の右手では、車輪のオブジェがさり気ないアクセントに。









一歩駅舎に足を踏み入れると、全国から訪れた方々が置いていった名刺や乗車券で埋め尽くされている光景に、ただただ圧倒。



この扉の向こうは「駅レストラン」になっていて、オホーツク海を眺めながらゆったりとした時間が過ごせるんですよ。








 お店の名は、「停車場」

東京で修行したマスターが旧事務所に駅レストランをオープンさせたのは、1986年のことだそうです。








店内は
旧型客車で使用されていたイスや
網棚等を再利用しているので
旅情気分もたっぷり。







ここでは時間が
ゆっくりゆっくり流れています。






流氷の時期には、もちろん静かに迫りくる風景も…。


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< 展望台からの眺め >


網走方面 








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雲は旅した知床半島の先端に引っ張られるように流れて…。





列車が近づいてくるに従って旅もまた、
静かに終わりが近づいてくるようでした。




つちぶた本舗の全駅訪問の旅
  ~駅を巡る鉄道の旅~

鉄道が織り成す情景
冬の光景はこちらをどうぞ
続きがあります

2008-07-20

鉄バー>北新地鉄道 -- 恋re道to路ro --

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蒸気機関車から新幹線まで


終電過ぎても
ここでは列車が走っています


先日、北新地でこんなお店を発見しました。
入り口は道路から少し奥まっていたのですが、ぼんやり歩いていてもそこは乗り子たるもの?周辺視野でもヘッドマークをしっかりキャッチ!で、何だろう~?と近寄ってみると、鉄道バーだったと言うワケです。

開通(オープン)は07年6月。
何でも、これらのヘッドマークはJR各社の許諾を受け、実物大で製作されているとのことですが、入店すると、まずは入り口左手にディスプレイされている車掌さんの白い制服(胸に赤いチーフがオシャレ)がお出迎えしてくれます。収集鉄さんが喜ぶような列車アイテムも壁面に飾られていて、見ているだけでも楽しいですよ。

undefinedカウンターには、昭和50~60年代の風景模したジオラマに全長14メートルの2本のレールが走ります。精巧に作られている駅舎や鉄橋トンネルの建設費(?)たるや数百万円を下らないとか。


この日は、前半の上り列車が「関西私鉄」、下りは「JR西日本」でした。

揃えられている車両は蒸気機関車から新幹線までの約300両。
模型のレンタルは無料ですが、★★ トレイン・キープ ★★ も出来ちゃうんですって!
 (ちなみに、500系のぞみ --16両編成-- は3万円ほど。)

□ 列車運転使用料 □ チャージ料金に含む
□ レイアウト使用料 □ 1時間単位で1000円/1h

食堂車メニューもあるので、「本日の車内放送は、サンダーバード○号和倉温泉行き」何て演出があれば尚面白いかも、と思う私です。

河島英五さんの歌で「野風憎(お前が20歳になったら)」という歌がありましたが、そんな日を思いながら飲むのもいいですね。

undefinedでも、それまで待てな~い!と言う方は、この鉄バー、恋道路開通のキッカケとなったファミリーに人気の「鉄カフェ」へどうぞ。

こちらはMYトレイン持ち込み可でレンタルもOK。
30分運転で300円。運転士目線でリアルに楽しめるカメラ付き車両もあり♪とのこと。
ソフトドリンク全品300円、アルコール全品400円。

日経トレンディでも、「ヒット予測 08年の注目商品(6)」として取り上げられている注目スポットなんですよ。

また、08年2月には、オーナーのこだわりから6車線のジオラマを実現した「BAR北新地 もけい倶楽部」もオープンしています。

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  ■ 鉄道バー 恋re道to路ro
       >>> produce >>> J-modering

        店内の詳しい画像はこちらへ ↓
           索引:阿房列車ピクトリアル

                映像はこちらへ ↓
                     You tube

   |座席指定料金(チャージ)| 2000円

           ・ メニュー ・ map ・

   |営業日| 火~土/18:00~翌朝1:00 (飲食のみ)
           日・祝日/12:00~20:00  (販売+飲食)  ※飲食以外でも来店OK
   |定休日| 月曜日 (月曜が祝日の場合は営業、翌日は休日)
   |住 所| 大阪市北区曽根崎新地1丁目6-21 イトヤビル1F 
   |電 話| 06-6457-0106

  ■ 鉄カフェ

    ・ 日経onlin 記者が選んだこの1店
      「ファミリー客にも人気の“鉄カフェ”」  (地図付)
    ・ 日経Trendy ヒット予測 08年の注目商品(6)鉄カフェ
      「鉄ちゃん、鉄子のココロのオアシスが多店舗化」
    ・ おもしろ観光B級スポットガイド
      「B級スポット管理人ダイの取材」 (画像による店内の様子が充実)
    ・ 日刊スポーツ.Com
      電車でGO!大阪天王寺に「鉄カフェ」

  ■ BAR北新地「 もけい倶楽部」

    ・ 梅田経済新聞
      北新地に「新幹線16両が直線を走る」ジオラマのある鉄道模型バー
続きがあります
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2008-07-16

ほんのり一献 -- 萩の夕暮れ --

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好きなお酒を
好きな器で戴く幸せ



ひとくち、口に含んだだけで、ほんのりモードにシフトできる梅酒は、私にとって淡い恋の妙薬のようなもの。


これまで自宅では飲まない人だったのですが、
最近は、翌日、目覚ましのお世話にならなくていい夜などに、
自宅でも時々飲むようになりました。

そんな淡い気分とマッチする杯が欲しいなぁ…、と思い始めていたころ、
仕事で萩を訪れる機会があり、萩の夕暮れの海がまた淡くて柔らかで…。

その光景を映したようなしっとりとした萩焼きで1つ、何かないかなぁ、と思いながら、
2度目の萩でお気に入りの一品に出会いました。


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色を失いかけてゆく海の色に想いを寄せる夕暮れの空。


ゆっくり、ぼんやり、ちびちびと。

醒めては酔い、酔っては醒めてと、
ゆらゆら過ごす時間が更に楽しくなりそうです。
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2008-07-15

嬉しい招待状



 想い出咲かせて歩くひととき


 以前に、祖母の形見の着物を日傘に仕立て直して頂いたのですが、その鎌田智子さんから素敵な招待状が届きました。

 傘職人として60年。今年、77歳を迎えられる仕事の集大成として、この度、鎌田さんの手によって生まれ変わった日傘の集う個展が開かれることになりました。

 それに合わせて「日傘こころ模様」と題した書籍も出版されるとのこと。


いろいろな「想い」が花開く素敵空間へ、ちょっと出かけてみませんか?
blog「祖母の日傘」は >>こちら<< です。


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 開催期間 : 2008年7月17日(木)~7月21日(月・祝)
 観覧時間 : 午前10時~午後6時(但し、初日は12時から、最終日は4時まで)
  会場   : 三鷹市芸術文化センター 第3展示室(地下1階)





アクセス : JR三鷹駅 徒歩15分
        JR三鷹駅(南口)4・5番バス乗り場 >> 八幡前・芸術文化センター 下車
                   6・7番バス乗り場 >> 八幡前 下車  
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categorycolumn  time11:10

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