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お菓子をくれなきゃ、イタズラしちゃうぞ~!
日本でも随分、当たり前の風景になってきた感がありますが、ハロウィンは、カトリックの諸聖人の日(万聖節)の前晩(10月31日)に行われる伝統行事。
もともとはケルト人の収穫感謝祭がカトリックに取り入れられたものだそうで、ケルト人の1年の終り、10月31日の夜には死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていたため、これらから身を守る為に仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていたことなどが、今日のハロウィンの原型になっている、というワケなんですね。
さて、お話は変わって、ハロウィンの夜、こちら大阪ではJR環状線が「ハロウィン環状線」に化してしまう…、ということをご存知でしたでしょうか?
私も地元にいながら、全く知らなくてビックリ。
皆さん、様々なコスチュームで乗り込んできて、環状線をグルグル?回るそうなんですが…。
JRの社員さんも安全対策の為?、各車両に乗り込んでいるようで、それらの報告サイトや動画がネットでも公開されているんですよ。
オレンジ色のボディーカラーが、かぼちゃを連想させてしまったのでしょうか?
それにしても…。 JRの皆様、ご苦労さまです。
境内外縁は断崖絶壁
鳥居をくぐる前に「覚悟」を決めたら
あとはひたすら前進するのみ
源頼朝が寄進したと伝えられるこの鎌倉積み石段は538段あり、岩倉神社は神倉山(かんのくらやま)の山腹・標高80メートルほどの場所にあります。
とにかく、その急勾配に圧倒されっ放しで、息も絶え絶えに、中々、前へ(上へ)進めないでいる様は、まるで自分の中の何かを試されているような気さえしてきてなりません。
でも、その苦しさも200段あたりまで。この火神社から先は、少しずつ傾斜が緩やかになってゆきますからご安心くださいね。
あの角を曲がったら、次の角を曲がったら…と、淡い思いを抱きつつ足を進めるうちに次第に呼吸も整ってきて、ふっと視界に朱塗りの鳥居が目に入ることでしょう。
右手の石段を上がっていっても何もありませんので、そのまま鳥居をくぐってくださいね。
下の鳥居からここまで、つづら折りの参道を登ること10分から15分、ということですが、時間の感覚を失ってしまうようなひと時でした。
左手前方に小さな社殿と目を見張る巨大な岩があり、それは何とも奇妙な光景にも見えますが、神話時代にさかのぼる古くからの伝承があるだけでなく、弥生時代のお経を書いて埋めた経塚などが発見されていていることなどが、この岩(ゴトビキ岩=熊野地方の方言でヒキガエル)自体への自然信仰を物語っています。
高倉下命(タカクラジノミコト)と天照大神の祭られている小さな社殿へも
石段を登らねばなりませんが、眼下には市内の風景が広がって見晴らしも抜群です。
さて、お参りしている途中のことですが、その裏手で拍手を打つ音が聞こえたので、誰かいるのかなぁ、と降りてみてみると、岩影で膝をついて祈願している女性がいらっしゃいましたので、私も試しにお参り?してみることに…。
そこは岩の隙間、という感じで祭壇など何もないのですが、見よう見まねでお参りしていると、身体が突然温かくなってきて、ぼうっと暖かい空間に包まれたような感覚を覚え、拍手を打つと、す~っと風が正面から喉元に向かって吹いてきたのでした。
毎年2月6日夜に行われるお燈祭(おとうまつり)では、この石段を白装束に荒縄を巻いた2,000人前後の上り子たち(男性のみ)が火のついた松明を持って駈け降りるそうです。
新宮市観光協会 > 神倉神社
新宮駅併設の観光案内所ではレンタサイクル(1日500円)で貸し出していますので、時間のある方は、熊野三山の一つ、熊野速玉大社にも足を運ばれてはいかがでしょうか。
熊野古道マップ 熊野速玉大社
2008-10-17
ハロウィン環状線
お菓子をくれなきゃ、イタズラしちゃうぞ~!
日本でも随分、当たり前の風景になってきた感がありますが、ハロウィンは、カトリックの諸聖人の日(万聖節)の前晩(10月31日)に行われる伝統行事。
もともとはケルト人の収穫感謝祭がカトリックに取り入れられたものだそうで、ケルト人の1年の終り、10月31日の夜には死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていたため、これらから身を守る為に仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていたことなどが、今日のハロウィンの原型になっている、というワケなんですね。
さて、お話は変わって、ハロウィンの夜、こちら大阪ではJR環状線が「ハロウィン環状線」に化してしまう…、ということをご存知でしたでしょうか?
私も地元にいながら、全く知らなくてビックリ。
皆さん、様々なコスチュームで乗り込んできて、環状線をグルグル?回るそうなんですが…。
JRの社員さんも安全対策の為?、各車両に乗り込んでいるようで、それらの報告サイトや動画がネットでも公開されているんですよ。
オレンジ色のボディーカラーが、かぼちゃを連想させてしまったのでしょうか?
それにしても…。 JRの皆様、ご苦労さまです。
2008-10-07
和歌山県>新宮市>神倉神社
境内外縁は断崖絶壁
鳥居をくぐる前に「覚悟」を決めたら
あとはひたすら前進するのみ
源頼朝が寄進したと伝えられるこの鎌倉積み石段は538段あり、岩倉神社は神倉山(かんのくらやま)の山腹・標高80メートルほどの場所にあります。
とにかく、その急勾配に圧倒されっ放しで、息も絶え絶えに、中々、前へ(上へ)進めないでいる様は、まるで自分の中の何かを試されているような気さえしてきてなりません。
でも、その苦しさも200段あたりまで。この火神社から先は、少しずつ傾斜が緩やかになってゆきますからご安心くださいね。
あの角を曲がったら、次の角を曲がったら…と、淡い思いを抱きつつ足を進めるうちに次第に呼吸も整ってきて、ふっと視界に朱塗りの鳥居が目に入ることでしょう。
右手の石段を上がっていっても何もありませんので、そのまま鳥居をくぐってくださいね。
下の鳥居からここまで、つづら折りの参道を登ること10分から15分、ということですが、時間の感覚を失ってしまうようなひと時でした。
左手前方に小さな社殿と目を見張る巨大な岩があり、それは何とも奇妙な光景にも見えますが、神話時代にさかのぼる古くからの伝承があるだけでなく、弥生時代のお経を書いて埋めた経塚などが発見されていていることなどが、この岩(ゴトビキ岩=熊野地方の方言でヒキガエル)自体への自然信仰を物語っています。
高倉下命(タカクラジノミコト)と天照大神の祭られている小さな社殿へも
石段を登らねばなりませんが、眼下には市内の風景が広がって見晴らしも抜群です。
さて、お参りしている途中のことですが、その裏手で拍手を打つ音が聞こえたので、誰かいるのかなぁ、と降りてみてみると、岩影で膝をついて祈願している女性がいらっしゃいましたので、私も試しにお参り?してみることに…。
そこは岩の隙間、という感じで祭壇など何もないのですが、見よう見まねでお参りしていると、身体が突然温かくなってきて、ぼうっと暖かい空間に包まれたような感覚を覚え、拍手を打つと、す~っと風が正面から喉元に向かって吹いてきたのでした。
毎年2月6日夜に行われるお燈祭(おとうまつり)では、この石段を白装束に荒縄を巻いた2,000人前後の上り子たち(男性のみ)が火のついた松明を持って駈け降りるそうです。
新宮市観光協会 > 神倉神社
新宮駅併設の観光案内所ではレンタサイクル(1日500円)で貸し出していますので、時間のある方は、熊野三山の一つ、熊野速玉大社にも足を運ばれてはいかがでしょうか。
熊野古道マップ 熊野速玉大社