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蜂蜜色に輝きだす夕暮れの鳥たち
サン・ポール・ド・ヴァンスの村には、
道ゆく人を、家に訪れるお客様を
幸せな気分にしてくれるアイテムで満ち溢れていました。
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真冬と言えども、地中海にまで下りてくると昼間はコートがいらないほど気温があがります。訪ねた日は時折薄日の差す曇り空でしたが、歩き回るにはまずまず快適な感じで、聞こえるのは自分の足音くらい?と言うような静かな静かな石畳の街並みをゆっくりゆっくり歩いて回りました。
ウインドウのディスプレイもさることながら、道ゆく目を楽しませてくれるのが、それぞれ趣向を凝らした看板です。壁自体には穴が開いていたりするのに、ディテールへのこだわりは譲らない…。
そしてふっと見上げると、高い石垣にはこんな案内板が…。
まるで街と言う空間に、思い思いの作品を展示しているようでした。あの路地を曲がったら何があるんだろう?このお店には何があるんだろう?…。決して華美な印象ではありませんが、発見する、覗き込んで見つけると言った楽しみに惹かれて、ワクワクしながら歩いたことを覚えています。
さて、冒頭の鳥さんですが、大きさは20センチ強のセラミック製。そう言えば玄関先などに飾られていたっけ~とお店をのぞいたときに目を引いたのがコレでした。
お買い上げの決め手となったのは、「これはハンドメイドでね…」、と説明してくれたお姉さんが、この鳥さんを指で弾いて見せてくれたとき、とってもきれいな音がしたこと。
でも、これって結構重くて、「もう一つ、つがいのように向き合った鳥さんもどう?」と勧められた時には、残念ながら「重いから~」と丁重に辞退させて頂くことに…。
夕暮れ時に雲の合間から光が射し、これらのモチーフがぱ~っと輝きだす様は、石畳の街に艶と彩りを加えるだけでなく、遊び心までもが浮かび上がってくるようでした。
2005-08-31
兵庫県>播州赤穂>伊和都比売神社(いわつひめじんじゃ)
赤穂の御崎(みさき)には、瀬戸内を見下ろす温泉宿が集まっていて、伊和都比売神社(いわつひめじんじゃ)もその一角に海に向かって鎮座しています。
興味を引いたのは、ただ海に向かって鎮座している…と言うだけでなく、本堂、鳥居、そして海に向かっておりている階段が一直線で結ばれていると言うこと。
つまり、海の神様がす~っと海からあがってご本尊へ行き来できるような造りになっているのです。
…海に向かって立つ鳥居…
そして、その鳥居の前には海へと続く階段が…
下を見下ろすと、赤い帽子の男の子を連れた家族連れが釣りをしていて、のんびり、ゆったり流れる夏休みの1日がそこにはありました。
さてこの神社の「いわく」を紐解いてみるとまた面白く、かつては日本海々戦の勇将東郷平八郎元帥を始め歴代連合艦隊司令長官の崇敬厚くしばしば艦隊を率いて帝国海軍の勇士が参拝し、現在でも船員漁師など航海安全と大漁祈願はあとをたたない、と言う男性的な側面と、古くから若き男女による姫神信仰が盛んで、縁結び或いは恋人を得るにご利益のある『姫守』をうける人が多いと言った女性的な面を持っているとのこと。
もとは海に浮かぶ岩礁の上に祀られていたものを、浅野内匠頭長矩が現在の地に移したのは天和3年(1683)のこととして伝えられています。
この日はまず簡保の宿がある保養センターまで行って、御崎までの道のりを歩いてきました。アップダウンはそれほどきつくないのですが、人によってはちょっと距離があるかも知れません。(私は歩くのが好き)
また、私は遠くに瀬戸内の海を見下ろし、木々のトンネルや民家、旅館などチラ見しながらの一般道を歩きましたので、時間帯によっては、途中で日帰り湯の楽しめる旅館の露天風呂で一汗流してまた歩く…と言うことも可能です。
より海を感じたい…と言う方は、海に面した遊歩道をどうぞ。
春には一目5千本の桜が瀬戸内の海と空に彩を添える赤穂御崎。
人工的に遊ぶ施設は無いけれど、関西圏及び岡山方面からの「日帰り湯治&ハイキング」として、充分楽しめるスポットではないでしょうか。
>>> 赤穂観光協会 >>> http://www.ako-kankou.jp/
興味を引いたのは、ただ海に向かって鎮座している…と言うだけでなく、本堂、鳥居、そして海に向かっておりている階段が一直線で結ばれていると言うこと。
つまり、海の神様がす~っと海からあがってご本尊へ行き来できるような造りになっているのです。
…海に向かって立つ鳥居…
そして、その鳥居の前には海へと続く階段が…
下を見下ろすと、赤い帽子の男の子を連れた家族連れが釣りをしていて、のんびり、ゆったり流れる夏休みの1日がそこにはありました。
階段の両脇に生える草の香りと磯の香りが回顧な気分に…
下から見上げるとこんな感じ…
神様もこうしてやってやってくる?
神様もこうしてやってやってくる?
さてこの神社の「いわく」を紐解いてみるとまた面白く、かつては日本海々戦の勇将東郷平八郎元帥を始め歴代連合艦隊司令長官の崇敬厚くしばしば艦隊を率いて帝国海軍の勇士が参拝し、現在でも船員漁師など航海安全と大漁祈願はあとをたたない、と言う男性的な側面と、古くから若き男女による姫神信仰が盛んで、縁結び或いは恋人を得るにご利益のある『姫守』をうける人が多いと言った女性的な面を持っているとのこと。
もとは海に浮かぶ岩礁の上に祀られていたものを、浅野内匠頭長矩が現在の地に移したのは天和3年(1683)のこととして伝えられています。
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この日はまず簡保の宿がある保養センターまで行って、御崎までの道のりを歩いてきました。アップダウンはそれほどきつくないのですが、人によってはちょっと距離があるかも知れません。(私は歩くのが好き)
また、私は遠くに瀬戸内の海を見下ろし、木々のトンネルや民家、旅館などチラ見しながらの一般道を歩きましたので、時間帯によっては、途中で日帰り湯の楽しめる旅館の露天風呂で一汗流してまた歩く…と言うことも可能です。
より海を感じたい…と言う方は、海に面した遊歩道をどうぞ。
春には一目5千本の桜が瀬戸内の海と空に彩を添える赤穂御崎。
人工的に遊ぶ施設は無いけれど、関西圏及び岡山方面からの「日帰り湯治&ハイキング」として、充分楽しめるスポットではないでしょうか。
>>> 赤穂観光協会 >>> http://www.ako-kankou.jp/
2005-08-04
サン・ポール・ド・ヴァンスの鳥
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蜂蜜色に輝きだす夕暮れの鳥たち
サン・ポール・ド・ヴァンスの村には、
道ゆく人を、家に訪れるお客様を
幸せな気分にしてくれるアイテムで満ち溢れていました。
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真冬と言えども、地中海にまで下りてくると昼間はコートがいらないほど気温があがります。訪ねた日は時折薄日の差す曇り空でしたが、歩き回るにはまずまず快適な感じで、聞こえるのは自分の足音くらい?と言うような静かな静かな石畳の街並みをゆっくりゆっくり歩いて回りました。
ウインドウのディスプレイもさることながら、道ゆく目を楽しませてくれるのが、それぞれ趣向を凝らした看板です。壁自体には穴が開いていたりするのに、ディテールへのこだわりは譲らない…。
そしてふっと見上げると、高い石垣にはこんな案内板が…。
まるで街と言う空間に、思い思いの作品を展示しているようでした。あの路地を曲がったら何があるんだろう?このお店には何があるんだろう?…。決して華美な印象ではありませんが、発見する、覗き込んで見つけると言った楽しみに惹かれて、ワクワクしながら歩いたことを覚えています。
さて、冒頭の鳥さんですが、大きさは20センチ強のセラミック製。そう言えば玄関先などに飾られていたっけ~とお店をのぞいたときに目を引いたのがコレでした。
お買い上げの決め手となったのは、「これはハンドメイドでね…」、と説明してくれたお姉さんが、この鳥さんを指で弾いて見せてくれたとき、とってもきれいな音がしたこと。
でも、これって結構重くて、「もう一つ、つがいのように向き合った鳥さんもどう?」と勧められた時には、残念ながら「重いから~」と丁重に辞退させて頂くことに…。
夕暮れ時に雲の合間から光が射し、これらのモチーフがぱ~っと輝きだす様は、石畳の街に艶と彩りを加えるだけでなく、遊び心までもが浮かび上がってくるようでした。