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2006-07-30

タイ人価格と外国人価格

みなさま こんにちは ジアップです

ようやく梅雨も明けこれから日本も日に日に暑くなりますね
ジアップはあと2週間でタイに「里帰り」の予定です
今度はあそこに行って、あの料理を食べてなんて今からいろいろと楽しみにしています

で、遊びに行くと時々遭遇するのが表題の「タイ人価格と外国人価格」です、言い方を変えると「地元っ子価格と観光客価格」でしょうか、、、
でも実際、タイに行かれた方でもこれを経験された(気がついた)方はあまり多くないかもしれません
だって、タイ人と一緒に出かけないと価格の差なんて気がつきませんから、、、みんな同じ料金だと思っているのでは?と思います
実際、チケット売り場には英語とタイ語で案内が書いてありますが英語では外国人価格が、タイ語ではタイ人価格が書いてあります

 
 *バンパイン宮殿の入場券、ジアップ(外国人)はピンクのチケット=B100、妻(タイ人)は黄色のチケット=B30なり

このように書くと「だまされた!」と気分を害される方がいるかもしれませんがちょっとお待ちください
このタイ人価格と外国人価格が設定されているのは主に遺跡や博物館、寺院などの入場料や遊園地の入園料などです
タイ人には安い価格にすることで自国の文化や歴史に気軽に触れて欲しいとか、親子で存分に楽しんで欲しいという思いと、外国人の方々には少々負担をお願いして設備の維持費のために使わせて欲しいという思いからこの価格差があるのですが、実はその根底には「持てる者は持たざるものへの施しの心」(タイ語では「徳を積む」という表現の「タンブン」といいます)という仏教の教えがあるためです

 * タイの仏教ではお金や物品を寄進したり、時には労役だったりしますが無償で行うことで「現世で徳を積むとより良い来世が待っている」という考え方があります

遊園地は別かもしれませんが外国人はタイでは「お客さん=ちょっと変な言い方ですがよそ者」ですから見せて頂くという謙虚な気持ちで少々の負担をしても良いのではないかな?と私は思いますがいかがでしょうか?
(それでもやっぱり不条理だと思われる方がいらっしゃるだろうな?とは思いますが、、、)

 
 *アユタヤ近くのバンパイン宮殿での一こまです
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