2013-02-03

ベネチアのカーニバル

ベネチアには10年以上前に行ったきりで、カーニバルは見たことなかったので、前々から見たいと思っていたカーニバルを見に行ってきました。

ホテルは、観光に便利な本島内サンマルコ広場近くの3つ星ホテル。2カ月以上前に予約したおかげで、カーニバル時期のサンマルコ広場近辺のホテルを、1泊1部屋170ユーロ(朝食代込)という安めの値段で予約できました。

(普通はこの時期、この立地のホテルは、3つ星でも200ユーロ以上するのは当たり前。)

しかも、同じ系列の4つ星ホテルの裏にあるホテルなので、朝食は4つ星ホテルの方で食べられます。(3つ星ホテルで最もポピュラーなパンやシリアルといったコールドミールのコンチネンタル式ではなく、温かい卵料理のついたアメリカ式朝食。)

朝、列車でフィレンツェを出発。「さぁ、いよいよベネチア!」と勇んで行ったものの、ベネチアに着いたら雨。。。

午後からは、ベネチア市内観光半日ツアーに参加。日本語が流暢な、イタリア人ガイドさんの案内でした。

昔の政治の中心だったドゥカーレ宮殿や、サンマルコ寺院に入場見学。ツアーのガイドさんと一緒なら、長蛇の列に並ぶ人たちを横目に、待たずに入場できるのがうれしい。

サンマルコ寺院

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鐘楼 エレベーターで上ると、ベネチアの素晴らしいパノラマが堪能できます。

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ため息の橋

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リアルト橋

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夕方からはゴンドラ遊覧ツアーが入っていたのですが、「この雨じゃ催行しないですよね?」とガイドさんに訊いたところ、「雨でも催行することがありますよ。」とのこと。一応集合場所へ行ったところ、ガイドさんの言う通り雨でも催行!

この日は雨だけじゃなく風も強くて、傘がそっくり返るほど。道端には風で壊れて捨てられた傘が散乱。寒いし、傘をさしていても濡れるしで大変なゴンドラ遊覧でした。

秋冬のイタリアは雨天の日が多いので、この時期にベネチアでゴンドラに乗船する場合は、傘だけではなくレインコートも用意し、雨天でのゴンドラ遊覧は傘よりレインコート着用の方がいいですね。

翌日は晴れたので、再度ゴンドラ乗船リベンジ!やっぱり天気のいい日に乗るのが一番。

前日は雨天だったせいか仮装している人があまりいませんでしたが、この日は仮装している人がたくさん!

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カーニバル中の土日は様々なイベントが開催されますが、その中の一大イベントが毎年恒例のサンマルコ広場で開催される「天使の飛行(Il Volo dell’Angelo)」。広場にある鐘楼の上から、ロープを伝って「天使」に扮した女性が広場まで降りてきます。

この「天使の飛行」を見るためには、開始時間の30分から1時間前までには、サンマルコ広場に陣取っておく必要があります。

私の場合、天使の飛行開始時間ま1時間ほどあったので、リアルト橋付近でも散策しようとサンマルコ広場を離れ、開始時間の15分前にサンマルコ広場に戻ろうとしたのですが、どの道も天使の飛行を見に広場へ向かう人々でごった返し牛歩状態。

道が空いていれば10-15分で着けるはずが30分以上もかかってしまい、広場に着いた時には天使の飛行は終わっていました(涙)。

天使の飛行をご覧になりたい方は、開始時間をベネチアのカーニバルの公式サイトでチェック、開始時間の30分から1時間前は決して、サンマルコ広場から離れないことをお勧めします。

ベネチアカーニバル公式サイト(英語)
https://www.carnevale.venezia.it/en/

私は見逃してしまったので写真やビデオを撮ることができず、ブログにアップできないのですが、インターネットで動画を見ることができます。

天使の飛行の動画(音声が出るので注意)
https://www.youtube.com/watch?v=oB2EGc6FcsA

冬にイタリア旅行をご計画の際は、ベネチアのカーニバルもご覧になってはいかがでしょうか。

開催時期は毎年2月から3月頃ですが、毎年同じ日程ではないので事前にカーニバルの公式サイトで正確な開催時期をチェックしておく必要があります。

冬のイタリアはオフシーズンなので、航空券もホテル料金も安めでお勧めです。但し、カーニバルシーズンのベネチアのホテルは、通常時期より料金が高めで、立地のいいところから早めに空室が埋まっていきます。ホテルの予約はお早目に。