2011-05-03

Hm75 春の北海道! ◇ 大倉山シャンツェ・展望台

ゴールデンウイーク !! 北海道の中心、札幌の街にもようやく遅い春がやって来た。
今回は、札幌の珍しい名所をご紹介致したい。それは、冬期間に大活躍する大倉山
シャンツェと展望台である。

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地下鉄円山公園駅から車で10分程にあるサッポロオリンピックで金、銀、銅のメダル
を独占し有名になった宮の森のノーマルヒルジャンプ台。その奥隣にあるのが大倉山ラージヒルジャンプ台である。

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大倉山シャンツェは、1972(昭和47)年の冬季オリンピック札幌大会90m級ジャンプ台
(現ラージヒル)の舞台となった場所。冬季に加え、サマージャンプやナイターまでもが可能な近代的設備が整っている。

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その位置関係は、JR札幌駅から真西にあたり、円山公園の小高い丘の上にあるスポーツ施設「円山野球場」。地元の子供たちに人気の「円山動物園」。そして、2つのジャンプ台がさらにその奥にある。

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今回は、久しぶりの団体添乗で、東京からの32名のお客様をご案内し、大型観光バスで札幌市内のホテルを出発し、大倉山シャンツェに向かった。

昨日までの道央は、雨やみぞれが降ったりやんだりのぐずついた天気であったが、今日は晴天のもと、セルシアンブルーの春らしい天気となった。

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北国の街、札幌は春が遅く、例年の北海道観光は、ゴールデンウイークあたりから本格的になるが、今年の出足はかなり遅く感じる。やはり、3月11日の東日本大地震の影響が大きく、前年度に比較して3割程に低迷しているのだ。

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さて、今回は高所恐怖症のお客様1名を除き、リフトで残り全員31名様をご案内し、大倉山シャンツェの頂上に登った。添乗員はお客様の安全確保の為、どこまでもお客様に「添乗」しなければならないのである。

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今日は晴天の為、ジャンプ台の頂上にある展望台からは、昼の札幌の街が綺麗に見渡せる。

例年であれば、これが夜になり暗くなれば、札幌の大夜景が見まがうほどの美しさに輝くのである。

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昨今は、東日本大震災の影響で、札幌市内も自粛ムードの節電により、夜景の素晴らしさはお預けの状態である。しかし、この夏頃には福島原発問題も解決に向かい、札幌の夜も活気が戻ってくれば・・・と、前向きに受け止めたいと思う。

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大倉山シャンツェ全景(イメージ)

北海道観光が、観光客の訪れと共に、早く復活するようにと願う、早春の大倉山であった。(続)

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category北海道・見どころ味処  time12:58  authorkomiya 

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