2009-02-14

Hm4 冬こそ北海道!道東の見どころ ◇ 冬晴れの摩周湖

冬こそ北海道!その中でも1年を通じて人気があるのが、摩周湖。夏でも霧が出やすく、その湖面が見えたり見えなかったり。ちなみに、私は過去10回以上行っているが、雨のため見えなかったのは1回だけ。よっぽど運が良いのか、私が晴れ男と呼ばれている所以である。

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摩周湖展望台

噂によると、滅多に晴れない摩周湖が、対岸まで見えた場合、女性は3年婚期が遅れ、男性は3年出世が遅れるという言い伝えがある。

どおりで、私はこれまで一度も出世はしなかったし、これからも出世の見込みは全くないという変な自信がある。

さて、今日は旅行添乗の仕事で団体のお客様を、道東観光にご案内しているのであるが、昨晩の宿泊地川湯温泉は、今朝方から小雪がちらついていた。

なじみの団体写真屋さんに確認電話をしてみると、摩周湖は吹雪模様で、団体写真は絶望的との事である。これから立ち寄る硫黄山で、団体写真を撮ることにする。

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小雪の摩周湖

硫黄山で噴煙をバックに団体写真を採り終え、一路摩周湖に向かう。小高い摩周湖のバス駐車場に止まると、やはり、小雪がちらついており、昨晩から今朝方まで降り積もった展望台の階段の雪を、係員が必死に除雪中であった。

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うす曇りの摩周湖

これでは、団体写真は全くもって無理な話である。そこで、展望台の建物の中に真っ直ぐにご案内する。摩周湖での団体写真、観光、トイレ休憩時間は通常30分は取るが、今日は切り上げて20分とご案内した。

ところが、ところが。晴れ男がきた!その所為かどうかはわからないが、小雪がやみ、徐々に晴れ間が出てきて、バスが出発する時点では、摩周湖の対岸までハッキリと見えるまでに天候が回復してきた。

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冬晴れの摩周湖

世間は、世界的な不況に沈みつつあるが、道東観光も同様、往年に比較して、ようやく十数名、多くてもワンバス止まりで少なくなっている。

団体バスを何台も連ねての観光客の入り込みはバブル時代の夢のまた夢ではあるが、それでも続いている観光産業だけは、どうにかこうにか生き長らえるのではなかろうか。

内地のお客様をはじめ、海外のお客様など、道外の観光客の皆様がリピーターとなり何度もお越し下さることで、魅力ある観光地としてこの大切な観光資源を守りつつ、ご案内し続けたいものだと思う今日この頃であった。(続)

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category北海道・見どころ味処  time14:19  authorkomiya 

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