2008-01-24

ヨーロッパ個人旅行成功の秘訣  (日本とヨーロッパの比較民俗論より)

タイトルが堅くてスミマセン・・・
1月7日から10日まで東伊豆のウォーキングに行ってきました
伊豆急行さんが実施している
第4回伊豆急全線85kmウォークという企画です
公式には85kmですが、私の計算によると86.8km
万歩計のデータは12万3010歩でした

なぜ85キロも歩こうかと思ったかというと
3月に行くネパールトレッキングツアーの予行練習
そして、1駅歩くごとにもらえる電車型のバッチが欲しかったから^-^

しんどかったぁ~
  バス停があるとついつい時刻表を見てしまいます
  次のバスは何時だろうか と。

ところがバス停の場所がわかりにくいんです
同じバス会社のバス停でもいろいろなタイプのバス停があって
円盤の下に棒、時刻表付き とか、
1.5メートルぐらいの高さの棒に時刻表が張り付いているだけ とか・・・
(つまり円盤がない)

改めて自宅の回りを見渡してみると
長方体のものや10センチぐらいの厚みの物やらいろいろ
駅前の屋根つきバス停を含めると
自宅のそばのバス停は4種類の形がありました
  (すべて同じバス会社のバス停です)



バス停4変化


これでは地元の人以外にはわかりにくいのでは!

なぜわかりにくいのかというと
バス停はこういう形とかこういう色といった
共通のルールがないんですね
日本全体での統一がないばかりか
同じバス会社の中でも統一されていない
伊豆では私でさえ「これがバス停?」と思ったのだから
外国人には どれが/どこがバス停かさえわからないのでは・・・
  観光大国日本を目指すならば
  こういう共通のルール作りからはじめる必要があると
  歩きながら考えていました。
   (総理大臣さん、よろしく!)

ヨーロッパを旅行していると
どこがバス停かよくわかります
  例えばドイツやオーストリアは Hの看板 がついていて
  最初はそれがなぜバス停なんだろうと思いますが
  すべてのバス停にHの看板があれば
  たとえ意味はわからなくても 「ここがバス停」 と理解できます

***********************************************
共通ルールがなくても言葉による説明があれば問題解決
という考え方もあります
最近日本の鉄道駅には日本語に加え
英語、中国語、韓国語での表記が増えましたね
じゃあ陸続きで多くの民族・多言語の人々が行きかうヨーロッパの駅では
さぞかし多くの言葉で表記がされているのではというと、
自国の言葉のみ だったりします
それじゃあ 日本以下というと そうではないのです

言葉の代わりにピクトグラムという
絵で描かれた標識での道案内がたくさんあります。
個人旅行でヨーロッパに行って
言葉がわからなくてもちゃんと電車やバスに乗れるのは
ピクトグラムのおかげ^-^
  ビクトグラムなんて聞いたことがないという方も
  トイレや非常口のマークはわかるし、
  それを頼りに町やデパートの中を歩くこともありますよね、
それがピクトグラムです

で、何が言いたかったかというと

言葉が不自由でもヨーロッパ個人旅行は可能だ!
言葉の堪能さよりも、
「Hはバス停」と理解できる観察力や推理力が重要

って、こと。

ちなみに何でドイツ語圏のバス停はHなのかというと
停止・ストップを意味するHaltからきていると思うのですが
ドイツ語の詳しい人、違っていたらぜひ教えて~
by ももたん 今日は。アサリです。いつも楽しくブログ読ませていただいています。
バス停についてですがイギリスではバス停で待っていて
自分の乗りたいバスが来たら合図をするとバスが止まってくれると聞きました。
イギリスの視覚に障害のある方たちは
どのようにして自分の乗りたいバスを確認していらっしゃるのでしょうか。
電車も駅で放送がないそうですが駅にはだれかしらいるでしょうけれども、
バス停ではだれもいない事が多そうです。
これからもブログを楽しみにしております。
categoryてつ子の 列車とバスの旅  time18:17  authoryanagawa 

Comments

アサリ さんのコメント:

今日は。アサリです。いつも楽しくブログ読ませていただいています。
バス停についてですがイギリスではバス停で待っていて
自分の乗りたいバスが来たら合図をするとバスが止まってくれると聞きました。
イギリスの視覚に障害のある方たちは
どのようにして自分の乗りたいバスを確認していらっしゃるのでしょうか。
電車も駅で放送がないそうですが駅にはだれかしらいるでしょうけれども、
バス停ではだれもいない事が多そうです。
これからもブログを楽しみにしております。
2008-01-25 time10:46

柳川 ともみ さんのコメント:

アサリさん こんにちは。
いつもブログを読んでくれてありがとうございます。
ご質問のイギリスのバスですが、
残念ながら、ももたんはイギリスのバスのことはあまりよく知りません。
推測にはなるけれど、
もしバス停に視覚障がい者の方が立っていたら
バスの運転者さんの方から停車して「乗るのかぁ」なんて聞いてくれる気がします。
そのためにも視覚に障がいがあることの目印でもある白杖は大切ですね。

降りるときは乗った時に「ここで降りたい」と言っておけば、必ず停まってくれます。
そして「着いたよ」って教えてくれると思います。
(これは別に視覚障がい者だけでなく、誰にでもそうしてくれると思います)

車内放送も
街中を走る電車やバスはアナウンスではないけど、
長距離列車などはあるようです。
ドイツ・スイス・オーストリアでは聞いた記憶があります。
それ以外の国はおぼろげな記憶しかないです。たぶんあったような・・・

案内は自国語のみだったり、
国際列車では英語も加わったり。
スイスはもともと4カ国が公用語なので
その地域で話す言葉 + 英語での案内が一般的みたいですが、
観光客の多い路線ではドイツ語、フランス語、イタリア語、英語、
さらに日本語や中国語までということもあります。

ちなみに、ももたんは
外国の列車に乗ることが好きです。
2008-01-25 time12:15

tamicox さんのコメント:

はじめましてももたんさん
楽しくて、為になるブログ読ませていただいています。
バス停の形の話。まったく気がつきませんでした。面白いところに気づきましたね。
日本は何でも丁寧過ぎてかえってややこしくしているような気がします。
何カ国語の言葉を表示するより、
絵やマークで表した方がわかりやすいように思います。
パソコンでもアップルは全部絵で表示されていますよね。
簡素で美しいのはそのせいかな、、、残念ながら今はソニーを使っていますけど。
外国旅行言葉は通じなくても、大丈夫なんて心強いお言葉、
愛嬌と度胸は自信在りますけど、やっぱりここ一番と言うときは最低限は必要ですね。
わかっちゃいるけど、、、がんばります。
2008-01-28 time21:03

柳川 ともみ さんのコメント:

tamicoxさん はじめまして
ブログを読んでくれてありがとう、
  これからもよろしくおねがいしまぁす

言葉より絵やマークのほうがわかりやすいです、 絶対。
でもヨーロツパの駅には
日本では見かけない/想像が付きにくいマークもあって、
? っていうものもありますよ
たとえば「ミーティング・ポイント」とか・・・
写真がないので画像で紹介できないのですが
今度撮ってきます。

言葉はわからないよりわかったほうが良いけど、
わからないからこそ通じた時のうれしさは倍増 <^-^>
tamicoxさんは愛嬌と度胸は自信があると言うので
きっと楽しい旅行をしていらっしゃるのでしょうね
tamicoxさんの旅の話もぜひ聞かせてください。
by ももたん
2008-01-29 time22:01