2007-09-17

ナショナルトラスト会員記録5回目

今年のイギリスの夏は、短かった。7月、8月のほとんどの週末が、雨、雨、雨。9月になって、なぜか、穏やかな天気になり始めた。といっても、いくら日差しが強くても、どこか肌寒い。もう、半袖は、着られない。(あんちゃんを除く)
私達のナショナルトラストのお庭めぐりも、そろそろ終盤のようだ。振り返ると、雨にもめげず、風にも負けず、毎週がんばって、でかけたなぁ。厚いアルバムをが1冊、いっぱいになった。今週末は、夏の終わりにふさわしく、一番の遠出をした。SNOWSHILL MANOR とHIDCOTE MANOR GARDEN!コッツウォルズの北にある。自宅から、約3時間半の旅。今回は、あんちゃんがノンストップで、運転。まずは、HIDCOTE MANOR GARDENへ。開園直後に到着したにも、かかわらず、駐車場には、すでにたくさんの車。エントランスから、かなり遠くに止めることに。ここのお庭は、デザインされた、お庭。色々なテーマのお庭が、たくさんある。地図の番号にそって、一つ一つ、撮影しながら、進む。見学者のほとんどは、立派なカメラを持参している。良い写真を撮りたくて、人が居なくなるまで、ジッと待っている人も、ちらほら。その真剣さといったら、恐ろしいほどで。あんちゃんも、実はその一人。もはや、撮影場所を取り合う戦場状態。カメラを抱えたあんちゃんの前を横切るのは、とっても、危険。穏やかにお花を眺めていた老夫婦も、威圧して、追い払う勢いなのだ。私は、そんなあんちゃんを、後にして、お庭を穏やかに満喫。生垣を小鳥や、亀(?)の形に、カットされているのが、すごくかわいくて、とても気に入った。2羽の鳥が、アーチを作っていたりして、すばらしい!広い園内で、どうにか、あんちゃんと再会し、お昼を食べて、終了。なるほど、評判どおり、すばらしいお庭だったね。ここから、30分ほど運転して、コッツウォルズの人気の村ブロードウェイ付近にある、SNOWSHILL MANORへ。高台にあって、景色がすばらしい。入場口から、マナーハウスまで、約10分、景色のすばらしい道を歩く。レストランからの眺望も抜群。お昼を食べてしまったので、残念ながら、パスしたけれど。マナーハウスは、時間予約制。入場を待っている間、お庭を散策。こじんまりとしているけれど、”ちょっと”面白い。12星座を表示した時計?や、井戸、泉、池、白い鳩が屋根に群がっている小屋、牧師さんが滞在していた家の再現などなど。さて、いよいよ、お家を見学。お庭で感じた印象と、同じくなんだか”ちょっと”面白い。部屋ごとに、なんとな~くテーマがある。東方(日本、中国)風や、東南アジア風、アフリカ風。ものすごい数の収集が、飾られている。ある部屋は、サムライがテーマで、日本の鎧カブトや、戦国武将の旗風のもの?、刀が飾られていた。どうも、異国で見る邦物っていうのは、なぜか、安っぽいものだが、なかなかのコレクションにびっくりした。家を見るというよりも、コレクション閲覧といった感じ。かなり見ごたえがあった。この後は、SNOWSHILLの村をちょっと散策して、この日帰りの旅は、終了。あんちゃんの運転する車内で、またも、熟睡するのだった。
categoryシートンでの生活  time22:51  authorsaruta 

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