2006-04-16

春の訪れは弥生祭から


毎年4月13日から17日に行われる「弥生祭」が始まった。今日16日は「宵まつり」と呼ばれ、各町から繰り出された屋体が神橋で合流し、登橋神事(手打ち式)と宵まつり式典が行われた。
明日17日がいよいよ例大祭。神事中心の祭だが、この日は朝から東町8台・西町4台の計12台の花家体が繰り出され市街を練り歩く。やしおつつじのピンクに飾られた各町の屋体と着物・袴姿の行列を見ていると、ここ日光へもいよいよ春が近づいて来たかとワクワクする。

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4月とはいってもまだまだ気温が定まらない日光。4月なのに「弥生」がつくのは、旧暦の3月に行われていたことに由来する。午後には一時青空ものぞいたが、次第に雲が厚くなり雪が降ってもおかしくないくらいの気温となった。冬が長く厳しいから、よけいに「弥生祭」が待ち遠しいのかもしれない。


16日は宵まつり。修理工事を終えた朱塗りの神橋の上で、氏子代表や各町の代表たちによる神事、その後には各町代表による各町披露会(口上)が行われた。それぞれ趣向を凝らした口上に、会場からも思わず拍手と笑いが・・・。


今日は日曜日ということもあり、道路が渋滞状態となった。明日来られる方は、電車で来られることをおすすめする。駅から二荒山神社までぶらぶら歩くにはちょうどいい距離。渋滞にいらいらすることもなく、屋体の様子も間近に見られる。


明日17日の二荒山神社への屋体の繰込みは見ごたえ十分。各町の屋体が出揃う日光街道沿いで屋体を間近に見たら、早めに二荒山神社へ移動しておこう。参道で見る繰り込みの迫力はなかなかのもの。お出かけ前にはお天気のチェックも忘れずに!晴れれば多少気温も上がるが、二荒山神社周辺の杉林の中に入ると、体感温度はぐっと下がってくる。少し温かめの服装がおすすめ。


日光のしだれ桜はところにより2分から5部咲き程度。梅もやしおつつじも同時に咲いている。本当の春はもう少し先かもしれない。これを書いている最中にも、外ではお囃子の音が続いている・・・

category日光のベストシーズン  time18:23  authoryamamoto 

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