2020-04-26

パラグアイ政府、ロックダウンを段階的に緩和へ

パラグアイ政府は、新型コロナウイルス対策で実施中の完全隔離を
2020年5月4日から段階的に緩和する計画を発表しました。

パラグアイでは3/7に最初の感染者が確認され、
3/11からは休校やイベントの中止などが始まりました。
その後、規制は段階的に厳しくなり、3/20から現在まで、
社会維持に最小限必要な業種以外は全休業となり、
食料や薬の購入などを除いて、原則として終日外出禁止になっています。
国境は閉鎖され、国内移動も原則禁止です。

この対応が功を奏して、今のところ感染者223、死者9と、
周辺国と比べて被害は少なく抑えられています。(4/25現在)

2020年4月4日のアスンシオンの様子


4/24に発表された計画では、まず5/4~21をフェーズ1とし、
工場一般や公共工事、美容院・マッサージ店・会計士などの
個人向けサービス(一度に3人まで)が再開されます。
個人的な屋外での運動も許可されます。

次に5/25~6/11のフェーズ2では、商店(800平米以下)、企業オフィス、
スポーツの試合や文化イベント(ただし無観客)、民間工事が再開されます。

その後、6/15から7/2のフェーズ3では、
商業施設(800平米以上、ただしフードコートなどは除く)、
ジム、スポーツ施設などが再開されます。

そしてフェーズ4では、レストラン、バー、イベント、宿泊施設、
その他のセクターが再開されます。

国境の閉鎖は継続され、今のところ終了時期は未定です。
公共の場でのマスク着用と社会的距離の確保は、継続されます。
各フェーズの終了時には、あらためて状況を判断するとしています。

ひとまず、少しずつではありますが、
正常化への道筋が具体的に見えてきたのは、とても嬉しいです。
このまま順調に進んで、早く収束することを願っています。
categoryGeneral  time08:15  authorbwt00016 

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