2020-03-18

世界の真ん中

エクアドルを訪れたら必ず行ってみたかったのが、赤道記念碑です。
キト市の北およそ20㎞のところにあり、
スペイン語ではMitad del Mundo(ミタ・デル・ムンド=世界の真ん中)と呼びます。

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地面に引かれた黄色の線が赤道で、この線をまたいで、
北半球と南半球を股にかけて記念撮影するのがお約束です。

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記念碑の中は博物館になっています。

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記念碑の上からの眺め。
黄色の線(赤道)を境にN(北)とS(南)と書かれています。
正面にある黄色、オレンジ色の建物群は、敷地内にあるレストランや土産物屋さんなどです。

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ところで、この赤道記念碑の建設後、
技術の進歩により、GPSでより正確に赤道を測定できるようになり、
実際の赤道は若干、ずれていることがわかりました。
高精度のGPS機器で測定した、緯度0度0分0秒の「本当の赤道」と称するのがこちらです。

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「本当の赤道」は、赤道記念碑から歩いて10分くらいの
私立の博物館の敷地内にあります。
ここでは赤道の不思議な力を体験するということで、
卵を細い棒の先に立てる実験や、
水の流れが赤道の北と南で違うという実験などが見られます。
ただ卵立ては難しく、私は立てられませんでした・・・

真剣に卵立てに挑む観光客たち
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この博物館には、エクアドルの古い民家も屋外展示されていて、
そちらも興味深かったです。

赤道直下で高地の日差しは強いです。
赤道観光は屋外での時間が長いので、帽子やサングラスが必須です。
categoryGeneral  time06:42  authorbwt00016 

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