2005-11-15

秋の夜長

久しぶりに、ブログを書く気になった。
近頃のイギリスは、9時くらいでようやく明るくなり、4時くらいに暗くなってしまう。外は、いつも霧雨がち。
なんだか、気分もどんよりしてしまう。
なんとなく、本や、テレビ、DVDを見ていると、一日が終わる。
夏は、いつまでも明るいのに、、、。
こんな土地に住むイギリス人の一年は、とてもメリハリがある。
夏は、狂ったように、屋外。
朝食から、ず~っと庭に座って日光浴をしたり、ビーチで過ごすのが大好き。ガーデニングに関しては、もうお祭り騒ぎ。
一年草を植えまくったガーデンには、驚愕する。
日本のように、4季を通して、植木を楽しむというよりも、夏にカラフルならば、それで良いといった感じか!?
会社も、数週間休暇をとったりする。
10月に入ると一転して屋内ムード。
話題の映画や、テレビも新番組が次々と始まり、コンサートや、劇が、村レベルでも催される。
週末は、知人を招いてパーティ。
夏の間は、まったく音沙汰が無かった人から、とつぜん食事に招かれたりする。
最近、そんなイギリス人の気持ちが良く分かる。
というわけで、先週末は、お世話になっているちひろさんとご主人を食事に招いた。
暇にまかせ、レシピを見ながら、10品目完成。
まずは、ひじきの煮つけ、インゲンのマヨネーズ鰹節和え、さばの燻製。
次に、ナスの田楽、かぼちゃのワイン煮、煮卵、マグロとアボカドステーキワサビ醤油和え。
わかめご飯に、お味噌汁。
デザートに杏仁豆腐と、お団子と桃にきなこアイスクリーム添え。
こんなに、一度に料理を作るのは初めて。
でも、日本食となると、品数がカナメな気がして、がんばった。
イギリス料理なら、スープと肉と野菜と、デザートでなんとなく形になるけど。
日本食は、本当に奥深い。
イギリスで手に入る食材が限られているのが、残念だ。
日本にいるとき、もっと勉強していれば良かったよ。
レンコンや、かぶ、ごぼうを使った料理を挑戦したいものだ。

料理はものすごく疲れるけれど、メニューを決めたり、買い物したり、食べて喜んでくれる人が居ると、とても楽しい。





categoryシートンでの生活  time19:24  authorsaruta 

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