2011-06-12

南イタリアの街並みから生まれた写真展~ 東京・銀座「Parallelismo」(パラレリズモ)by鈴木知之氏


大学院時代の同窓生メーリングリストから
興味深いお知らせが届きました。

鈴木知之氏 写真展「Parallelismo」(パラレリズモ)  >詳細

いままでのパノラマ写真の概念を大きく超えたものとして、
注目されています。

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カメラマンの鈴木さんは、何枚もの写真を繋げて、
ひとつひとつの作品を仕上げるそうです。

「写真を繋げる」という途方もない作業を通じて、
それぞれの街並みの特徴を捉え、
その魅力を表現されているという感じがしました。

「繋げる」作業はとても労力が要るようで・・・

Livedoorニュースの取材記事が写真展の内容とともに
よく説明してくれています。    >詳細


何を基準に繋げるのか、その視点が作家の鈴木さんには
あるのだと思います。

建築史と写真技術の融合から生まれてきた
作品群じゃないかと感じます。

展覧会タイトル「Parallelismo」というのも、
パラレルという言葉から派生のイタリア語ですね。
タイトルそのものが作風を示していて、魅力的。

記録写真をアート(芸術)作品にまで仕上げてしまう、
その技術力に身震いがしました。


その出発点が、南イタリアの街並みにあったこと、
なんだかとても嬉しくなります。
私の出発点も南イタリアにあったからです。

あの町はきっとプーリア地方のG・・・?
'96年、バーリ大学留学中に住んでいたあたりです。


「でも、東京はなんだか賑やかでいいなぁ」
と、学生の頃をなつかしく思いを馳せています。

この写真展、日本に居たなら、飛んで行きたいところですが・・・。
すでに開催中で、6月19日(日)が最終日。


新しい写真の世界が広がっているそうです。

Photoshopで補正という、技術的には
デジタルでものすごく現代的なんですが、
その精神としては、何かこう、、、

ルネサンスの画家たちが平面的な絵画から抜け出して、
パースペクティヴ(透視図法)を表現するのに
一生懸命になっていた姿と重なってくるんです。

きっと見たこともない壮観な世界。
間近で見てみたい気持ちに駆られます。

行けるチャンスのある方は、ぜひとも銀座へ!


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銀座のフォトギャラリー RICOH RING CUBE
鈴木知之写真展「Parallelismo」(パラレリズモ)
http://www.ricoh.co.jp/dc/ringcube/event/parallelismo.html

開催期間: 2011.6.8(wed) - 2011.6.19(sun)
11:00~20:00 ※最終日は17:00まで
火曜日休館 入場無料

開催場所: 東京都中央区銀座5-7-2
三愛ドリームセンター(受付9階)
RING CUBE ギャラリーゾーン

地図

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category日本  time17:50  authorsugesawa 

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