2022-01-28

青森から宮城まで。伝統文化に触れ、歴史ある秘湯も楽しむ旅

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【十和田・奥入瀬渓流で気づく雄大な景色】
日本で三番目に深い湖の十和田湖は、青森・秋田の県境に位置しています。火山活動により形成されたカルデラ湖で、大地をえぐった噴火のエネルギーのすさまじさと、形成にかかった年月の長さを感じることができます。周りの山々を映し出す、時が止まったかのような静かな湖面、滝や清流を成しながら流れが続く奥入瀬渓流、訪れる人々を魅了する景色は、季節によって異なります。


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【歴史を感じる鋳造の鉄器 南部鉄器】
旧南部藩主の城下町、盛岡市を中心とした地域で生産される南部鉄器ですが、その起源は1659年の江戸時代初期まで遡ります。もともとは、茶の湯釜から始まりましたが、今では様々な工芸品が作られています。手軽に鉄分補給もできるという、丈夫で長く使える南部鉄器の調理器具。昔ながらの伝統的技術・技法を受け継いでおり、世界でも注目される逸品です。
            

(写真:記事2-3)

【東北山間部に生まれた 宮城の伝統こけし】
宮城県に伝わる「鳴子(なるこ)」「作並(さくなみ)」「遠刈田(とおがった)」「弥治郎(やじろう)」「肘折(ひじおり)」の五つの伝統こけし。継承されるうちに、それぞれの地域で特徴的な形や顔、胴模様が表れるようになってきたのだそうです。どれを見ても色鮮やかで美しく、個性があり、好みが分かれるのも、こけし観賞の楽しさといえますね。


(写真:記事2-4)

【日本一の産地で知られる 天童将棋駒】
インドを発祥の地として、西洋に渡りチェスになり、中国から日本に渡った将棋。天童将棋駒の起こりは、1831年に織田藩が天童に城を移し、家臣に「将棋駒」作りを内職として奨励したのが始まり。将棋駒独特の五角形の形はもちろん、将棋文字までも統一されたのは江戸時代ですが、現在まで大きな変化はなく受け継がれているのです。今や山形県天童市が全国の約9割の将棋駒のシェアを占めています。

<モデルプラン日程表と参考料金はこちら>
https://www.webtravel.jp/japan/model/plan_166.html
category日本の伝統文化体験  time00:20  authorbwt11231 

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