Jump to navigation
2019-12-25
ノチェブエナ
この記事を書いているのは、パラグアイ時間12月24日の午後4時前、クリスマスイブの夕方です。
クリスマスイブはスペイン語ではノチェブエナといいます。
キリスト教のこの国では、クリスマスは日本とは比べ物にならない一大行事です。
この日に向けて、人々は家の飾りつけをし、
料理やプレゼントの用意など、少しずつ準備してきました。
家族と離れて暮らす人たちも、この日のために遠路、地元へ帰ってきます。
大半の職場では今日24日の仕事は午前だけです。
午前中、クリスマス前の最後の買い物をする人で
スーパーや市場などは混雑したようです。
うちの前の通りは午前中は通行量が多かったのですが、
午後1時くらいから、ぴたりと行き来が減り、静かになりました。
前にもお伝えしたように、クリスマスイブは家族で集まり、
日付が変わる深夜12時に、派手に爆竹や花火で祝うのがここの習慣ですが、
今のこの時間帯は、「嵐の前の静けさ」です。
イブの日に露店で花火を買い求める人たち
例年いつも、夕方くらいから、
夜まで我慢しきれない人たちが、散発的に爆竹を鳴らし始めます。
日が暮れるにつれて、その頻度が高くなり、
そして12時には最高潮に達し、
まるで戦争かと思うような大爆音と閃光がきらめきます。
12時を過ぎても興奮の余韻に浸る人たちが上げ続け、
12時半くらいにようやくおさまります。
花火は、日本の年越しカウントダウン花火のように
誰か主催者がいるわけではなく、
個人がめいめい勝手に上げているだけですので、
細かいタイミングもバラバラで、凝った仕掛け花火などがあるわけでもありません。
ただ、花火の絶対量が多いため、高いところに上がってみると
それなりに見ごたえがあります。
ただ、幼児やペットにはこの大音響が悪影響だということで、
規制しようと意見も前からあるのですが、進んでいないようです。
よく言われる注意が、花火を見るときには絶対に屋外に出ず、屋根の下で見ることです。
花火にまじって、空に向けて発砲する人がいて、過去に流れ弾で事故も起こっているためです。
ヨーロッパなどの静粛なクリスマスイブとは全く違いますが、
これも南米らしさということで、よしとしましょう。
皆様、良いクリスマスをお過ごしください。
クリスマスイブはスペイン語ではノチェブエナといいます。
キリスト教のこの国では、クリスマスは日本とは比べ物にならない一大行事です。
この日に向けて、人々は家の飾りつけをし、
料理やプレゼントの用意など、少しずつ準備してきました。
家族と離れて暮らす人たちも、この日のために遠路、地元へ帰ってきます。
大半の職場では今日24日の仕事は午前だけです。
午前中、クリスマス前の最後の買い物をする人で
スーパーや市場などは混雑したようです。
うちの前の通りは午前中は通行量が多かったのですが、
午後1時くらいから、ぴたりと行き来が減り、静かになりました。
前にもお伝えしたように、クリスマスイブは家族で集まり、
日付が変わる深夜12時に、派手に爆竹や花火で祝うのがここの習慣ですが、
今のこの時間帯は、「嵐の前の静けさ」です。
イブの日に露店で花火を買い求める人たち
例年いつも、夕方くらいから、
夜まで我慢しきれない人たちが、散発的に爆竹を鳴らし始めます。
日が暮れるにつれて、その頻度が高くなり、
そして12時には最高潮に達し、
まるで戦争かと思うような大爆音と閃光がきらめきます。
12時を過ぎても興奮の余韻に浸る人たちが上げ続け、
12時半くらいにようやくおさまります。
花火は、日本の年越しカウントダウン花火のように
誰か主催者がいるわけではなく、
個人がめいめい勝手に上げているだけですので、
細かいタイミングもバラバラで、凝った仕掛け花火などがあるわけでもありません。
ただ、花火の絶対量が多いため、高いところに上がってみると
それなりに見ごたえがあります。
ただ、幼児やペットにはこの大音響が悪影響だということで、
規制しようと意見も前からあるのですが、進んでいないようです。
よく言われる注意が、花火を見るときには絶対に屋外に出ず、屋根の下で見ることです。
花火にまじって、空に向けて発砲する人がいて、過去に流れ弾で事故も起こっているためです。
ヨーロッパなどの静粛なクリスマスイブとは全く違いますが、
これも南米らしさということで、よしとしましょう。
皆様、良いクリスマスをお過ごしください。