今日は大型観光バスで、２３名様のお客様を１年ぶりに日本最北端の宗谷岬を始め、真冬の北海道観光にご案内した。

今回の２泊３日観光ツアーのポイントは、稚内の宗谷岬、紋別港のガリンコ号流氷体験、旭川の旭山動物園のペンギンパレード、上川町の層雲峡氷瀑まつりである。


ガリンコ号Ⅱ

その日は朝早くから、抜海港のアザラシ見物、日本最果ての地、宗谷岬観光、その後、紋別港に近いホテルでの昼食後、至近距離にある紋別ガリンコ埠頭にバスで移動し、いよいよ流氷砕氷船ガリンコ号に乗り込んだ。

久々の晴天の下、旅行会社数社の観光客を乗せたガリンコ号Ⅱは満席となり、１５：００の定刻に紋別港から沖に向け出航した。


紋別港湾風景

今日は快晴で、またとない観光日和である。太陽が明るく輝く中、紋別港には穏やかな春風が吹いていた。港湾内には流氷の残骸が薄氷を張り、残っている。


防波堤の内海に飛ぶかもめ

今回は残念ながら、昨日からの風向きが悪く、流氷群は沖合２０ｋｍ程に遠ざかっていた。沖合にでるとどこまで行っても青海であり、流氷観光のピークは過ぎた感がある。


青海に飛ぶかもめ

紋別のガリンコ号Ⅱは、網走のオーロラ号に比べて小型のため、船室から外に出ると海面が近く、ドドーンと波しぶきがかかり、かなりの迫力を感じる。


かもめの群舞

今回は残念ながら砕氷の実体験はできなかったが、冬のオホーツク海をガリンコ号Ⅱで疾走したというワクワク、ドキドキ感の船旅の雰囲気を味わった。


ガリンコ号Ⅱで記念撮影？

私もお客様にお願いし、証拠写真を１枚パチリ！

出港してから４５分後、砕氷船はガリンコ埠頭に到着し、観光客は一様に、「流氷砕氷船」を体験できた感動と、満足感にひたりながら、砕氷船を降り、バスに乗り込んだ。（続）

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今日は１年ぶりに大型観光バスで満席のお客様を真冬の旭山動物園にご案内。札幌のホテルから高速道路をかっ飛んで、途中、砂川のサービスエリアでトイレ休憩を１５分。その後バスは、再び高速道路で旭川に直行し、旭山動物園の正門駐車場に約２時間半で到着した。


旭山動物園正門

今日は曇天で、まあまあの観光日和である。太陽は出ていないが、旭山動物園に吹く北風は殆ど止んでいた。


園内風景

２月１０日ともなると、北海道は冬の厳寒のピークの寒さを感じる。正門から公園内を見渡すと、間もなくペンギンパレードが始まるため、観光客が急ぎ足で階段を登っていく。


ペンギンパレード１

我々が園内に入り、ペンギンパレードの通路に沿って歩いて行くと、すでにペンギンパレードは始まっていた。


ペンギンパレード２

目の前の真横を、十数羽の皇帝ペンギンが、よちよちと２列縦隊でかわいらしく歩いていく。


ペンギンパレード３

ペンギン館のゴールが近付くと、ペンギンたちが急にバラバラと走り始めた。こらこら！走っちゃだめでしょ！


ペンギンパレードはついにバラバラ！


ペンギンパレードは、おしまいおしまい！


ペンギンさん、お疲れ様でした！


パレード中の池のチューブはガラーン

ペンギンパレードの開催中は、何故かペンギン池は無人である。もちろん、ペンギンも観光客も屋外に出ているから・・・・。


アザラシ館とホッキョクグマ館はどこ？

やがて札幌のホテルに帰る時間になり、旭山動物園への日帰り観光バスツアー参加のお客様はみな、「ペンギンパレード」を満喫できた感動と、満足感にひたりながら、ぞろぞろとバスに戻りはじめた。


園内地図・正門の出口はあちらです！

冬の北海道の２月は、各地で雪と氷のお祭りで盛り上がっている。雪と氷の融け始める３月下旬まで、北海道観光の盛況が長く続くようにと、祈念する昼下がりであった。（続）

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