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2008-05-24
初夏のハイキング ももたんの心を動かしたもの
「鉄道オタク」といわれる人もいろいろなタイプがいるらしい。
例えば列車の写真に興味のある人、
とにかく列車に乗ることが好きな人
切符やロゴの入ったグッズ集めをする人・・・
ももたんは線路、レールに惹かれる
スイスのラックレールも面白いし、
貨物の倉庫や車庫への引込み線、路面電車も大好き♪
鉄道は必ずしも景気の良い商売でなく
廃線となってしまった線路も数多い。
この間山梨にある
大日影トンネルという廃線跡を歩いた。
明治時代の面影を残しながらも
観光スポットと姿を変えている
線路のうえに立つももたん
スピードが遅かったのは足の長さのせい?
普段は電車の中からしか見られない
キロポストや避難所を見て
線路の上を平均台のように歩いて
1.4キロのトンネルを
45分かけて歩いた
なんと時速1.8キロ、
通常の3分の1のスピード ^0^
山梨から東京への鉄道は
当時東京へぶどう酒を運ぶ輸送手段として
開設が望まれていたらしい
新しいトンネルができて
古いトンネル部分は廃線になったけど
遊歩道から更に続くトンネル部分がワインカーヴとなり
やっぱりワインのために役に立っていた。
********** ********** ********** **********
トンネルを抜けるとブドウ畑だった。
山梨といえば甲州ワインですね
仕事柄、ヨーロッパのブドウ畑は良く見るけど
日本のブドウ畑をまじまじ見たのは初めて。
日本のブドウはぶどう棚というぐらいで、
藤棚のように割と高い位置に枝を伸ばすけど
ヨーロッパのブドウは山の斜面に垂直に植え、
枝は低く横にはらせる
そしたらヨーロッパ風の植え方をしている畑もいくつかあった。
ブドウの種類が違うのかな?
5月はブドウの花がこれから咲こうとする季節
枝にはブドウの蕾がついていた
ところでブドウの花って知ってる?
ちょうど作業をしている農家のオバチャンに聞いてみた
すると大発見!
ブドウの房がそのまま小さくなったような蕾 これがぶどうの花
ブドウの花はいわゆるオシベとメシベだけで
花びらの部分がないそうだ
だから花が咲いても緑色にしかならない
でも花粉はすごくて、作業をしていると花粉だらけになるそう
そしてこの時期は何の作業をしているかというと・・・
デラウェアとか、種なしブドウを作るために
花が咲く前の房をひとつずつ、特別な液体につけているそうだ。
つまり種無しブドウは遺伝的に種ができないのではなく
農家の方々の一つ一つ行う地道な作業の結果生まれる
今までなにも知らずにブドウを食べていたことか!
ぶどう酒の記念館があって立ち寄る。
そもそも何故日本でワインを作るようになったかというと
米不足により日本酒の生産が減り、
それに変わるアルコールを造る、明治期の殖産興業なんだって。
ワイン作りを学びにフランスへ旅立った2名の青年は
「お国のために尽力を尽くす」ことの誓約書を書いて
横浜から旅立ったらしい。
単に文明開化と、
欧州の物まねをしていたのではなかったんだ。
********** ********** ********** **********
旅に出て何に感動するかは人それぞれだけど
山梨のハイキングは、ももたんにはとても印象的だった。
ワイナリーではワインの試飲もできた。
「ドライバーの試飲は固くお断りします」と張り紙が貼ってあったけど
ハイカーの試飲お断り とか書いていなかったのでいっぱい飲んだら
その後歩いたあぜ道、なんだか脇の水路に落ちそうな気がしたのは
ももたんの気のせい?
by ももたん
例えば列車の写真に興味のある人、
とにかく列車に乗ることが好きな人
切符やロゴの入ったグッズ集めをする人・・・
ももたんは線路、レールに惹かれる
スイスのラックレールも面白いし、
貨物の倉庫や車庫への引込み線、路面電車も大好き♪
鉄道は必ずしも景気の良い商売でなく
廃線となってしまった線路も数多い。
この間山梨にある
大日影トンネルという廃線跡を歩いた。
明治時代の面影を残しながらも
観光スポットと姿を変えている
線路のうえに立つももたん
スピードが遅かったのは足の長さのせい?
普段は電車の中からしか見られない
キロポストや避難所を見て
線路の上を平均台のように歩いて
1.4キロのトンネルを
45分かけて歩いた
なんと時速1.8キロ、
通常の3分の1のスピード ^0^
山梨から東京への鉄道は
当時東京へぶどう酒を運ぶ輸送手段として
開設が望まれていたらしい
新しいトンネルができて
古いトンネル部分は廃線になったけど
遊歩道から更に続くトンネル部分がワインカーヴとなり
やっぱりワインのために役に立っていた。
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トンネルを抜けるとブドウ畑だった。
山梨といえば甲州ワインですね
仕事柄、ヨーロッパのブドウ畑は良く見るけど
日本のブドウ畑をまじまじ見たのは初めて。
日本のブドウはぶどう棚というぐらいで、
藤棚のように割と高い位置に枝を伸ばすけど
ヨーロッパのブドウは山の斜面に垂直に植え、
枝は低く横にはらせる
そしたらヨーロッパ風の植え方をしている畑もいくつかあった。
ブドウの種類が違うのかな?
5月はブドウの花がこれから咲こうとする季節
枝にはブドウの蕾がついていた
ところでブドウの花って知ってる?
ちょうど作業をしている農家のオバチャンに聞いてみた
すると大発見!
ブドウの房がそのまま小さくなったような蕾 これがぶどうの花
ブドウの花はいわゆるオシベとメシベだけで
花びらの部分がないそうだ
だから花が咲いても緑色にしかならない
でも花粉はすごくて、作業をしていると花粉だらけになるそう
そしてこの時期は何の作業をしているかというと・・・
デラウェアとか、種なしブドウを作るために
花が咲く前の房をひとつずつ、特別な液体につけているそうだ。
つまり種無しブドウは遺伝的に種ができないのではなく
農家の方々の一つ一つ行う地道な作業の結果生まれる
今までなにも知らずにブドウを食べていたことか!
ぶどう酒の記念館があって立ち寄る。
そもそも何故日本でワインを作るようになったかというと
米不足により日本酒の生産が減り、
それに変わるアルコールを造る、明治期の殖産興業なんだって。
ワイン作りを学びにフランスへ旅立った2名の青年は
「お国のために尽力を尽くす」ことの誓約書を書いて
横浜から旅立ったらしい。
単に文明開化と、
欧州の物まねをしていたのではなかったんだ。
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旅に出て何に感動するかは人それぞれだけど
山梨のハイキングは、ももたんにはとても印象的だった。
ワイナリーではワインの試飲もできた。
「ドライバーの試飲は固くお断りします」と張り紙が貼ってあったけど
ハイカーの試飲お断り とか書いていなかったのでいっぱい飲んだら
その後歩いたあぜ道、なんだか脇の水路に落ちそうな気がしたのは
ももたんの気のせい?
by ももたん