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2008-10-13

ワイルドなキャンプ

シー・スカウトで2泊のキャンプがあった。
行く前は不安そうだったけど、
「話したいことがいっぱい!」と、うれしい顔で帰ってきた。

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子供達をボランティアで面倒みてくれている
メンバーのお父さんが、七面鳥を撃ってきてくれて、

みんなで羽をむしって、皮をはいで、さばいて、
それで焚き火で焼いて食べたら、

「信じられないくらいおいしいかったんだよ!!」

と興奮気味に報告してくれた。

そのあと、焚き火をどんどん大きくしていって、
キャンプファイヤーくらい大きくしたその火に向かって、
丘の上から、みんなで大きな石を転がして
火に直撃させたり、なんだかめちゃくちゃやったようだ。

翌日は、まるで天国か?!
と思うようなきれいな場所をみんなで歩いたらしい。

羊のいる緑色の牧場の中を歩いていたら、
目を疑うほどきれいだったと話してくれた。

よっぽどきれいだったんだと思う。
今までそんな表現で報告するなんてことがなかったから。。

そのあと、中学生くらいの男の子が木にぶらさがっていて、
危ないなぁ~と思っていたら、
本当に落ちて、意識を失ったらしい。

しばらくして起き上がった彼に、
無言でタオルをポーンと投げる大人。

それを同じく無言で拾い、自分で鼻血を拭く子。

そして、まったく慌てずに、
冷静に車でその子を運んで行ったことに、
息子はひどく驚いていた。

結局、大したこともなかったようだが、
もし日本だったら大人も子供も大騒ぎだろう。

なんとワイルド。
どうりで、みんなささいなことに動じないわけだ。

鳥をさばいたり、火を起こしたり、
ワイルド・ピッグを追い掛け回したり、
どれも危ないけど、
気をつけてやれば楽しいことばかり。

もし自分が人の家の子を預かるとしたら、
心配で停めてしまうかもしれない。
こうしてやらせてくれるってありがたい。

木から落ちて怪我をした子がいた、というのも、
そこにいた全員にとっていい教訓となっただろうと思う。

みんな、そうやって、やっていいこと、
悪いことを覚えていくのだろう。

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