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2005-12-15

NZ:自然と共存

ニュージーランド、オークランドから車で3時間ほどのところにある、とっても小さな街、フィティアンガに暮らした日々のことをお伝えしていきます。

青い海の美しい、小さな街で過ごした1年には、語学習得だけでなく、素晴らしい人達との出会いと、多くの感動がありました。そこには、自然と人間が共存している、人間らしい暮らしがあり、本来あるべき心の豊かさをみんなが持っていました。



自然と人間が共存。
これは、ニュージーランド人の生活を表現するのによく言われること。
じゃぁ、具体的にどんなこと?と思われることでしょう。

身近な例だと、、
1.雨水利用。
街から離れた地域では、今でもほとんどの人が雨水を溜めて暮らしている。
お風呂から飲み水まで、それでカバー。
雨の少ない夏は、とにかく必要最低限の利用にしようと努力。
雨が降れば喜んでシャワーを浴びる。

2.ほとんどの人が干潮・満潮の時間を把握している!
潮が引けば、ムール貝やウニも獲れるし、自分のヨットまで海の中を歩いて行ける。
釣りにいいのは満潮時。満月&満潮は特に魚がよく釣れることを知っているので、釣り人が多くなる。
満月の日には、ヨットでブルームーンクルージーングに出かける。
神秘的な景色の中で、聞こえてくるのは波の音だけ。

3.嵐のあとのお楽しみ。
嵐のあとには、山から流れてきたクリスタルを探しに川へ行ったり、ホタテ貝や巨大ムール貝が打ち上げられる穴場に、我先に!と急ぐ!

エアコンも使わない。
寒い日は寒いなりに暮らし、暑い日は海に入ってクールダウン。
自然に沿って暮らしている、、そんな印象だ。


海にそそぐ川の水が、こんなにきれい!!
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