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2006-10-24

西湖いやしの里根場



富士五湖のひとつ西湖。その湖畔にある根場地区には、かつて富士を望む「かぶと造りの茅葺屋根」の集落があり、とても美しい風景が広がっていたのですが、昭和41年、台風26号の豪雨により発生した土石流により壊滅的な被害を受け、そのほとんどは消失してしまいました。

40年たった今、町村合併を機に、昔懐かしい茅葺集落をよみがえらせようということで、「いやしの里根場」が造られ、現在すでに12棟、そして来年完成時には23棟の茅葺の集落となります。



すでにオープンしている12棟の中には、40年前の災害,
そして、復興、対策などを学ぶスペースがあり、自然災害をどう防いでいくのか、多くの人達の知恵と苦労の上に今があることを学べます。

また、紙すき、和風小物造り、押し花などの体験コーナー、そばやこんにゃく懐石のお店もあります。



昔なつかしい土の道、土間のある家、心がホっとする空間がありました。





結び目ひとつひとつに心がこもっているような、美しい天井。

今後1~2年の間は、建築中の茅葺作業を見ることができる貴重な時期なので、また訪れたいと思いました。

西湖いやしの里根場

ところで、、、

山梨と言えば「ほうとう」が有名ですが、実は、富士吉田のうどんも有名。
街のいたるところにうどん屋があります。

アゴをも破壊するコシ!と書いてある雑誌を目して、さっそく行ってみました。

看板のない店「白須うどん」

親戚の家に訪問したような感覚。玄関をあがると、テレビや仏壇のある部屋にテーブルが並べられ、そこで、お客さんが黙々とうどんを食べています。



入り口付近にはすでに行列。
列に並ぶと、大きな棒でうどんを延ばすご主人の姿。もうもうと湯気のあがるお湯の中に、切ったばかりのうどんを入れていきます。

茹で上がり、ざるに乗せられるうどん。その過程を見るだけで、早く食べたい気持がうずうず。。

メニューは、暖かいうどんと冷たいうどんの2種類。豪快にキャベツが乗っています。セルフサービスで料金後払い、1杯300円でした。

テーブルの上には、特製(?)辛みそ。山椒味が利いていておいしい!!調子に乗って何杯も入れたら、辛党の私もむせてしまうほどでした。
確かに、ものすごいコシ!!
アゴが痛くなりましたが、つゆもおいしく、あっという間に完食!!

富士五湖周辺にお出かけの際には、是非お試しを!

日本の昔ながらの風景と味に触れる週末はいかがでしょうか?
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