2005-08-30

チリの首都・サンティアゴ

アルマス広場近くの高層マンションからカテドラルを望む

サンティアゴは人口約600万、チリ最大の都市。街から4~50キロ東には、アンデス山脈の6000m級の山々が迫り、ビル群の向こうに雪山を望める。
山の向こうは隣国アルゼンチンである。

私が訪れたのは10月、季節は南米の春。朝晩は冷えるが、昼間は半袖になるくらいの陽気。晴れの日が多く、とても過ごしやすい気候だった。

サンタ・ルシアの丘より

ヨーロッパ調の古い建造物と、近代的なビルが共存する。
街のあちこちに広場があり、多くの人がベンチに座ってくつろいだり、大道芸を楽しんだりしている姿が見える。

そうした広場のカフェでコーヒーなど飲んでいると、南米と言うよりも、TVや写真でしか知らないヨーロッパにでもいるような気分になる。

はじめは、大都会にもかかわらず、犬(飼い犬ではなさそう)がそこらじゅうを自由に歩き回ったり、寝そべってくつろいだりしているのには驚いた。

彼らは私達には目もくれず、思い思いに街暮らしを楽しんでいるようで、道行く人達も、彼らが歩道の真ん中に寝そべっていても、誰も何も干渉しない。人と犬が楽しく共存している微笑ましい風景だった。

初めて南米の地に降り立った街が、このサンティアゴ。
いつかまた、この街に帰ってみたい。

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