竹田市で開催される「竹楽（ちくらく）」は、大分県の秋の風物詩の一つです。
このイベントは、竹田市内の城下町エリアを中心に行われ、
竹灯籠を使用した幻想的なライトアップが特徴です。
竹灯籠が街全体を柔らかな光で包み込み、歴史的な建物や石畳の道が一層美しく際立ちます。

竹灯籠は竹を使って作られています。「祭り」の期間中、
灯籠が街中に配置されて、数千個の灯籠が同時に点灯される光景は圧巻です。

瀧廉太郎の代表作の一つ、「荒城の月」のモデルになった岡城跡も
竹楽期間中は竹灯籠で彩られます。
歴史ある石垣と竹灯籠の組み合わせはとても美しい光景です。

また地元の伝統芸能や音楽パフォーマンスが行われることもあってこちらも楽しめます。

竹田の城下町には、江戸時代から続く武家屋敷や伝統的な町家が多く残されています。
白壁や瓦屋根の建物が立ち並び、細い路地や石畳の道が、
かつての武士や商人の生活を感じさせます。
竹田市は戦災を免れたため、歴史的な町並みがほぼそのまま保存されています。

歴史情緒たっぷりの町並みを竹灯篭が照らす光景はとっても神秘的でロマンティック。
竹灯籠は、地域の人々が手作りで準備。地域とのつながりや温かさも感じられるイベントです。

開催期間：2024年11月15日(金)〜17日(日)
点灯時間：16:00～21:30(最終日は21:00まで)