2019-11-29

セレンゲ県

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首都のウランバートル駅は、中国からロシアへ続く裏シベリア鉄道の駅でもあります。ウランバートルから約300キロ、モンゴル北部のセレンゲ県はロシアと国境を接し、鉄道・道路とも、ロシアへ向かうルートのゲートウェイとなります。

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セレンゲ県の県庁所在地はスフバートル市。
この地名は、首都ウランバートルのスフバートル広場同様、モンゴル独立運動の指導者ダムディン・スフバートルに由来しています。

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水が豊富なこの地は林業にも農業にも適していて、全国の食糧、野菜の 50%近くを生産しています。そしてたくさんのキャンプ地があります。釣りも楽しめ、秋からはオオカミを見ることができます。

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スフバートルから車で15分ほどの所に、かつてチンギス・カンが他部族に奪われた妻ボルテを智惠と力で取り戻したという逸話が残る土地があります。今ではモンゴルの若者たちが愛を誓うパワースポットとなっています。

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category体験  time12:23

2019-11-29

キャンプ地 遊牧民の知恵

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一定地域に定住しない遊牧民は、家畜とともに移動して生活しています。

革命家スフバートルは遊牧民の子でした。
モンゴルを統一したチンギス・カンも騎馬遊牧民族でした。

モンゴルの家畜は動物本来の生命力で生きています。極寒時に干し草を与えることはありますが、化学飼料は皆無です。そして人間は動物に助けられています。ちょっと母畜からのミルクをいただいて料理に使います。馬乳からつくられる「馬乳酒」はモンゴルの名産です。8月後半から9月が発酵具合で一番おいしい時期です。日本のカルピスはこの馬乳酒がヒントで生まれたといわれています。

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モンゴルで見かける家畜は、ヤギ、ヒツジ、牛、馬、ラクダ、ヤクです。貫禄のあるヤクは寿命がなんと25年、頼りになる家畜です。

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ヤクのミルクは濃厚で、ヨーグルトは絶品です。そして牛の糞は、モンゴル人にとって宝なのです。草木の匂いが残るこの糞で、保存食のスモークを香りづけします。実際に見て触って嗅いでみてください。お香のように感じられると思います。

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このように、モンゴルの遊牧民は動物と共存しているのです。

2019-11-29

キャンプツアー 「チンギスハーンの故郷」を巡る 258,000円~

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コンシェルジュが自信を持ってお薦めするモンゴルプライベートキャンプツアーです。
お客様専用の4WDジープ2台でお出かけ、運転手・ガイド・料理人が同行します。野外でのトイレが難しい方のために、携帯の簡易トイレを持参します。宿泊は「テント張り」からの体験です。もちろん、スタッフのお手伝いはありますのでご心配なく。
続きがあります
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categoryツアー  time12:19