2019-02-15

カラフルな家が立ち並ぶ海辺の街「コスタ・ノバ」

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カラフルなストライプ柄の家が立ち並ぶ様子から、
パジャマシティとも呼ばれる「コスタ・ノバ(Costa Nova)」。

コインブラとポルトの中間ほどに位置するアベイロの街から、
約10KMのところにある、小さな海辺の街です。

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この印象的な縞模様のデザインは、
元々、漁師が漁業に使う道具を保管する建物に使われていたことに由来しているようです。
そして徐々に、内装が住居に改装されるようになり、
主に夏のバカンスの別荘として利用されるようになった結果、
現在のような、可愛らしいカラフルな街並みが出来上がったそうです。

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ひとつひとつ個性あふれる家々を眺めては、
自分のお気に入りのデザインを見つけるのも楽しいですね。

遊歩道を挟んだ反対側には海が広がっていて、
帰りのバスの時間まで、ビーチをゆっくりお散歩するのも気持ちがいいです。

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アクセスは、あまり便利ではないコスタ・ノバですが、
その運河の様子から、ポルトガルのベネチアとも言われるアベイロから、路線バスで約30分、
ポルトからの日帰りも可能です。
夏の時期でしたら、以前にご紹介した傘の街「アゲダ」と併せて周るのもおすすめです。
ポルトを拠点に、アベイロ、アゲダ、コスタノバをゆったり周遊してみると、
フォトジェニックな楽しい旅になりそうです。
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category観光地  time20:43

2019-02-08

ユーラシア大陸 最西南端の街「サグレス」

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ポルトガル南部、アルガルベ地方 西端の街、サグレス。
ユーラシア大陸の最西南端、サン・ビセンテ岬でも知られる小さな街です。
日本では、沢木耕太郎著「深夜特急」に登場することで知られている街かもしれません。

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ユーラシア大陸最西端のロカ岬とは異なり、柵がない自然のままのサン・ビセンテ岬。
断崖に腰かけて、大西洋に沈む夕陽を眺める人たちから、私は数歩下がって、美しい夕陽を眺めました。


16世紀に築かれ、18世紀の大地震の後に再建された「サグレス要塞」も見どころのひとつです。
敷地内には、15世紀にエンリケ航海王子が設立したとされる航海学校の建物跡や礼拝堂なども残っていて、
海を眺めながら、ゆったりとお散歩するのにぴったりな場所です。
ここでも、崖の端っこに腰かけて釣りをしている人たちがいて、見ているこちらがハラハラしてしまいました。

サーフィンスポットとしても名高いサグレスですが、
高い岩に囲まれた、静かな自然のビーチでのんびりしたあとは、レストランで美味しい魚介類をいただくのもいいですね。

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category観光地  time07:17