テージョ川の中州に建つ、テンプル騎士団ゆかりの美しい古城「アルモウロル城Castelo de Almourol」。



川のせせらぎを聞きながら、アットホームな雰囲気の小舟でお城へ向かいます。（事前予約がおすすめです。）

お城の上から景色を眺めれば、ゆったりとした時間を過ごせます。



個人では少し行きにくい場所にありますが、ポルトガル最大規模の修道院（世界遺産）のあるトマールと併せておすすめしたい、とっておきのお城です。
リスボンからエントロンカメントまで列車で行ってからのアクセスも可能です。

街歩きの途中に、スイーツで一息つくのはいかがでしょうか？



　ポルトガル名物のエッグタルト（パステル・デ・ナタPastel de nata）が思い浮かぶかもしれませんが、地域ならではのスイーツもおすすめです。



チーズタルトのようなケイジャーダQueijadasは、リスボンに隣接するシントラで有名なお菓子です。オヴォシュ・モーレシュOvos molesは、モナカのような皮の中に卵黄のクリームが入った、中部アベイロの郷土菓子です。



16世紀にポルトガルから日本にカステラやコンペイトウが伝わったとされており、ポルトガルのスイーツは、どこか懐かしい味がするかもしれません。

毎年7月から9月に期間限定で開催されるアゲダ（Agueda）の傘祭り「Umbrella Sky Project」。



アゲダは素朴な田舎の町ですが、商店街に一歩入ると、空を彩るカラフルな傘が訪れる人たちの目を楽しませてくれます。通りによって様々なデザインの傘が華やかに浮かび、建物の壁や階段などもカラフルに装飾されます。



写真で見てイメージをしていても、実際に見ると思わず「わぁ」と声が出てしまいます。ポルトからの日帰りが可能で、ゆったりとローカル列車に乗って訪れるのも、楽しいかもしれません。