2017-10-31

世界遺産・ペナン島の寺院巡り

ペナン島のジョージタウンは2008年に「マラッカ海峡の歴史的都市群」としてマラッカとともに世界遺産に登録されました。
12世紀から500年間に渡って対岸のクダ王国が支配していたペナン島は、イギリス東インド会社の総督フランシス・ライトが注目し、クダ王国との交渉の末、イギリスが1786年に植民地として領有を宣言しました。

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この島は東西貿易の十字路であるマラッカ海峡に位置し、その地の利を活かした貿易中継地であり、ライトによる関税撤廃の効果で、中国人、インド人、アラブ人、ペルシャ人などがペナンにやってくることになりました。

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このようにイギリスの影響を受けながらも、現在ペナン島には、マレー系住民だけでなく、ペナン島で最大の人口を誇る華人や、インド系の住民が住んでいます。そのため、中国、イスラム、ヒンドゥー、西洋の文化が共存し、仏教、道教、イスラム教、ヒンドゥー教、シーク教、カトリック、英国国教会など、きわめて多様な宗教施設が集中しています。クルーズ船が発着するクルーズターミナルから徒歩またはトライショーでジョージタウンの見どころを巡ることができます。

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【セントジョージ教会】
1818年に建てられた東南アジア最古の英国国教会です。芝生と白い教会の対比がとても優雅です。

【観音寺】
広東省や福建省から入植した中国人によって1800年代に建立されました。線香の香りで満ちており、参拝に訪れる華人が絶えません。

【カピタン・クリン・モスク】
1801年にインド系イスラム教徒によって建てられたモスクです。ドームについている美しいミナレット(光塔)が特徴です。
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categoryマレーシア  time22:05

2017-10-31

スペシャリティ・レストラン

ロイヤル・カリビアン・インターナショナルの「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」には追加料金がかからないメインダイニングやブッフェ式レストランとは別に、スペシャリティ・レストランがあります。お手頃な追加料金(カバーチャージ)で雰囲気のとても良いイタリアンレストランやステーキハウス、そして1950年代風のレトロなハンバーガーショップでお食事が楽しめます。大切な人と特別なひとときを過ごすには最適です。

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イタリアンレストラン、ステーキハウスは船内で予約もできますし、乗船前にインターネットで予約しておくことも可能です。カバーチャージはハンバーガーショップが1人1回のお食事につき US$6.95、イタリアンレストランとステーキハウスはランチタイムとディナータイムとで金額が異なり、US$20 から US$35 となっています。ステーキハウスの熟成肉など一部のメニューを除いて、どのお食事を頼んでも代金はカバーチャージのみです(ただしアルコール類は有料です)。

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2017年5月に乗船したときにはイタリアンもステーキハウスも行ってきました。どちらのレストランにも日本語メニューがあって、とてもわかりやすかったです。雰囲気もお味も抜群で、とても船でのお食事とは思えませんでした。

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2017-10-31

「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」号の客室

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シンガポール発着の東南アジアクルーズに就航しているロイヤル・カリビアン・インターナショナルの「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」* は、1999年11月にデビューした船です。総トン数 138,000トン、全長 310 mで、タイタニックの4倍、クイーンエリザベス2の2倍の大きさを誇る世界最大客船として当時注目を集めました。乗客定員 3,114人、乗組員数 1,200人と人数の点でも巨大な船です。まるでホテルのような客室は、内側客室、海側客室、バルコニー客室に、そしてスイート客室の各カテゴリーがあります。

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リーズナブルに船旅を楽しむなら窓のない内側客室でも十分ですが、オススメは海側客室やバルコニー客室です。2017年5月に乗船したときは船の前方に窓がある海側客室にしました。
航海最後、徐々にシンガポールの港へ近づいていくとき、朝焼けに浮かぶシンガポールの街並みが美しく見えました。ゆるやかに到着するのも船旅の醍醐味です。
客室係のスタッフによる朝晩2回の清掃や、ルームサービスも頼めると、まさに海の上のホテルです。

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内側客室、海側客室、バルコニー客室は客室内にシャワーのみですが、ジュニアスイート以上の客室になりますと客室にバスタブがあり、ゆっくりとお風呂でリラックスできます。
客室内でも Wi-Fi が利用できます(ただし有料で、24時間プラン US$19.99、全泊分購入の場合は1泊あたり US$12.99からとなっています)。船や寄港地での体験や写真を SNS にアップするのも、インターネット電話やメールもいつもと同じ感覚です。
*「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」は2017年10月下旬からオセアニア,南太平洋に配船されます。アジアには2018年4月30日から戻ってきます。
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categoryクルーズ船  time21:42