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2018-03-09

天空に浮かぶような、丘の上の小さな町モトヴン

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イタリア国境にも近いイストラ半島の真ん中、なだらかな丘陵地帯を車で行くと、
ポコッとした頂上を城壁に囲まれ、その斜面に赤い屋根の家々と緑の森が取り巻く、美しい町が現れます。

モトヴンの森は、別名「トリュフの森」ともいわれ、黒トリュフ&白トリュフの名産地。
ブドウ畑も広がるこのエリアは、ワインやオリーブ、ジャムなども美味しく、お土産にも最適です。

中世の街並みの雰囲気がそのまま残る町は、おとぎの国に迷い込んだような路地を歩いて時を過ごすのも
大きな楽しみのひとつ。

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ロヴィニやポレチュなど、イストラ半島沿岸の町から日帰りで訪れることも可能ですが、
丘の上から見下ろす夕暮れの景色や、早朝、霧に包まれた幻想的な森など、
ここでしか出合えないステキな風景を堪能するには、やはり宿泊がオススメです。

黒トリュフの収穫時期は、夏の終わりから初秋にかけて。晩秋が白トリュフの季節となり、
10月~11月には「トリュフ祭り」が開催されて賑わいます。

人口1,000人前後の小さな町では、毎年7月下旬~8月の数日間、「モトヴン映画祭」という
国際的な映画祭も行なわれるため、この町本来の静かでのんびりとした空気を味わうには、
お祭りの開催期間をチェックして、時期をずらして訪れるのが正解かもしれません。
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