アメリカのテーマパークでまず思い浮かぶのは、ディズニーランドやユニバーサルスタジオなどライド系のアトラクションが揃ったテーマパークです。

カリフォルニア州南端の都市サンディエゴには動物などの自然系アトラクションが売り物のテーマパークが多くあります。



イルカやシャチなど海獣を多く集めた「シーワールド」は自然系テーマパークの老舗です。近年は絶叫マシンなどのライド系アトラクションも増え、複合型のテーマパークにイメージチェンジをはかっていますが、サンディエゴといえば「シーワールド」が連想されるほどの長い歴史を持つテーマパークです。



展示スタイルを一変させたといわれるのが「サンディエゴ動物園」。北海道・旭川の旭山動物園が、サンディエゴ動物園のコンセプトを参考にして大成功を収めたように、世界的に斬新な展示方法の総本山が、ここ「サンディエゴ動物園」です。



サンディエゴ動物園から車で1時間ほどの場所には、系列の「サファリパーク」が開園し、放し飼いの動物を間近で観察することができます。いずれのテーマパークも休日には多くの親子連れや観光客で賑わっています。

かつて、「アメリカには旨いもの無し」といわれた時代がありました。どこの町に行っても薄いパテのハンバーガーと薄い味のコーヒーばかり。



そんなアメリカ人の味覚を一変させたのが、シアトル発祥の「Starbucks Coffee」や「Tully's Coffee」など、シアトル系スペシャルティコーヒーと、「In-N-Out-Burger」や「Shackstack」などに代表されるグルメハンバーガーの台頭です。



シアトル系コーヒーの本拠地シアトルには今や観光地となったスターバックス１号店、さらに最近、大規模な焙煎工場を併設した、焙煎工場＆テイスティング・ルーム「Starbucks Reserve Roastery & Tasting Room」が完成し、コーヒー好きのシアトルっ子や観光客で賑わっています。



また、グルメハンバーガーのお店は高級デパートやショッピングモールのフードコートにも進出し、どのお店も長蛇の列で人気のほどがうかがえます。