2008-01-11

サイン・署名のこと (手や目に障がいのある方必見!)

初めて海外旅行に行く時のワクワク感を覚えていますか?
ま新しいパスポートを手にして、ガイドブックを眺め
まだ見ぬ かの地に思いをはせて・・・

ところでパスポートには所持人自署/Signature of bearer という欄がありますよね
ココには漢字の名前でも
アルファベットで書いた名前でも
極端な例では ももたん でも 良いのです

それが「あなた自身が書いた文字」ならば!
(ちなみに私の本名は柳川ともみ ですが、 柳川智美 とサインしてあります)

署名の意味を考えて見ましょう
書類に署名をすることは、
  私がその書類の内容に同意していること
  その同意の表れであること
  本人確認をするために、自筆であること

だから署名にタイプ打ちや印刷の文字は認められません
代筆 もありえないワケです

日本人でよく見かけるのは・・・
奥様がご主人の名前のサインをされていること
  これ、サインではなくて 記名 ですネ

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例外があってパスポートにも代筆が認められています
パスポートの所持者がお子様である場合、
そして手や目などに障害があって自分ではサインができない方の場合、
ただし、サインの下に (母 代筆) のようなコメントが入ります

パスポートに代筆した場合の基本的なルールは
常にその代筆者と伴に旅行に行くこと。
小さなお子様の場合ならばまぁ問題がないでしょうけれど
障がいがあるといっても大人の方の場合は
  いつも同行者が同じ、とは限りません

そこで私はできる限りご自分で署名をされることをお勧めします
私がご一緒したことのある視覚障がい者の方のサインは
名前だけとか イニシャルだけという方もいましたよ
  ももたんの名前を例にすると
  ともみ  とか  T Y とか、

手が震えると欄からはみ出してしまう とか
うまく書けない とか
そういう日本人的な感覚は捨てましょう
だって 海外に行くのですから!!

ちなみに、自分でサインができると
  トラベラーズ・チェックが使えます
   クレジック・カードが使えます

どちらも海外旅行の必須アイテムでしょ?

そうそう、署名は本名でなくても良いといいましたが
クレジット・カードは第2の身分証明書になることが多いので
パスポートとカードの署名は同じモノにしておいて下さい
海外で両方提示した時に署名が違っていると
ヤヤコシイですから・・・
(これはトラベラーズ・チェックのときも同じです)
by ももたん

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